MUJ2023

【Mrs. Universe Japan 2023 Finalist】No.34新田史亘 SHINOBU NITTA ~死生観を持った少女が50歳になった今、そして未来~

皆さまこんにちは。

7/7(金)に行われる、ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの皆様をご紹介しています。

ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡

こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!

新田史亘さん】プロフィール

幸福度をデザインする『脳と心の専門家』

初めまして!
ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの新田史亘です。

ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ

応募の動機は、以下の「三つの在り方」を自分らしく模索し、表現したかったからです。  

一つ目は、挑戦し続ける「自分自身」の生き様を発信すること。

二つ目は、現在、不確実性の時代が加速度を増す中、ますます多様化する「女性」の在り方を伝えること。

三つ目は、数多あるビューティーコンテストの中で、「ミセスユニバース」の意義や在り方を発言すること。 

これらを吟味した上で世界大会に出場し、世界中のファイナリストとともに社会課題を解決していきたい、そして、変わりたいけれど一歩踏み出せない女性へのモデルケースになりたいと思い、挑戦を決意しました。

死生観を持った少女が50歳になった今、そして未来

人生で悩んでいた時期について教えてください

私は生まれつき股関節に障がいがあり、「走る」ことは特に制限をかけられた中で育ちました。

幼稚園児の時から、体育の時間は見学です。

 また、小学生時代は腎疾患で5年間の入退院を繰り返し、学校へ行っても相変わらず体育の授業や運動会は見学。

「走る」を苦手とする同級生は、容赦なく見学している私をイジメてきました。

 病気はなかなか治らず、田舎から上京し、独りで完全看護の病院に入院していた時期もありました。

そこで、同じ病気の同室の女の子が一人、また一人と亡くなっていき、次は自分かなと死を覚悟しました。

小学生ながら、独りで死と向き合う体験をし、時間は有限だと思い知りました。

子供ながらに死生観を持った瞬間です。

味気ない入院生活で、動けない自分へのもどかしさに葛藤するなか、伝記を読むことが唯一の楽しみで、私を絶望から光に導いてくれたのが偉人達の武勇伝でした。

偉人達の挑戦に数多く触れ、沢山の空想をしながら「自分も生きて、たくさん挑戦したい」と。

偉人達の挑戦に救われ、イジメられても構わない、動じない自分がいました。

この頃に植え付けた「時間は有限、時間は命」という概念と、困難に適応するレジリエンスが、その後の私の人生に大きく活かされていきます。

幸い、中学生から徐々に健康を取り戻し、興味を持ったことには真剣に取り組むと覚悟を決め、誰に振り回されることなく、自身の進路は主体的に決め、しくじったら自責と割り切り、勇気をもって挑戦をし続けてきました。

死と向き合ったことで「時間は有限」だということ、そしてイジメを通して「差別をなくす」をスローガンに、その後の私の人生は続きます。

苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?

その後、中学3年生と高校生の時に米国へ短期留学をするチャンスに恵まれました。ただし、短期留学では英語力もままならず、差別問題に興味があった私としては、その本質に迫るまでの勉強はできず消化不良で終わり、挑戦とは言い難い状況に。

ただ数年後、大学生の時に、初めて本格的な差別問題に触れることとなりました。

それは、第二次世界大戦中にナチスドイツによって大虐殺が行われたアウシュビッツ強制収容所を訪れる機会を得たのです。

大虐殺により欧州全土で600万人超の犠牲者を生んだ残忍な歴史や、人種差別の実態を目の当たりにし、愕然としました。

それらを纏めたレポートが賞を獲ったことは一つの成功、希望の光とも言えますが、当時の状況を鑑みると手放しで喜ぶことができず複雑な心境でしかありませんでした。

その時はじめて、自分の思い描いていた世界よりも遥かに規模の大きい差別問題で、自分の世界観の小ささ、浅はかさを思い知ったのです。

それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?

その後、私自身が差別に直面し、突発的な出来事に見舞われました。

当時、日本の大学院に入学してから米国の語学学校への留学でダブルスクールを決めたのは、差別のない税の公平性を求めて外資系税理士法人に就職したかったからです。

しかしながら、語学学校の先生から、米国で大学を卒業しなければ入社は厳しい旨伝えられました。

そこで落胆するどころか、挑戦心がうずき、すぐさま私は両親に内緒で語学学校を辞め、行きたい大学を見つけ、運よく試験をパスし入学を決めました。

これを機に、ワシントン州からオハイオ州までの引っ越しを、車で旅する無謀な行動に出ました。

何かを得られる経験になるのではないかという直感です。

修士論文の準備で帰国を予定していたため、限りある時間での挑戦、というより冒険!

友人と二人、古びた車でU-HAULの牽引車を引っ張りながら、日本がすっぽり入ってしまう3,500㎞以上の旅をしました。

20年以上前の話ですので、スマホもカーナビもないなか、地図を片手に1週間かけて移動しました。

田舎の州を巡るためホテルはなく、宿泊先はその日に道路沿いにある古いモーテルとの交渉から始まります。

当時、アジア人は珍しい存在で、とにかく物色され、追いかけられ、泊めてもらえなかったこともあり、人種差別を一身に受けることになりました。

あの歯がゆさは何とも言えない疎外感でしかありません。

ただ、差別問題に対する当事者意識を持てたことは、私にとって今でも大きな財産です。

その後は就活で、いざボストンでのキャリアフォーラムに臨む2か月前に911のテロが起き、住んでいる地域で細菌テロが発生。

想像以上の事態となりました。あまりの危険さに両親が帰国を促す一方で、自分の努力を無にしたくないと、そのままとどまりボストンへ。

通常の3割の企業しか参加しておらず、私が希望した会社も参加を見送りに。

しかし、関係会社の人事担当者を見つけ、とうとうと志望動機を語り、未来、上司となるボスに繋いで頂き、有難いことに入社できる運びとなりました。

辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!

紆余曲折ありましたが、会社では念願の国際税務の仕事で完全燃焼し、結婚を機に退職。

結婚後は流産を経験し子どもを持たない人生を選びました。

第二の人生をどのように生きるかを考える中、離婚という形をとり、専業主婦から人材育成の法人を立ち上げる決断をしました。

そして現在、経営コンサルタント、脳と心の専門家(エグゼクティブコーチ)、そしてカウンセラーとして会社の経営もしております。

税理士の資格があるにもかかわらず、それを捨てる人生を選ぶ私に反対意見は大きな向かい風になりましたが、やはり、あらゆる差別やハラスメント(人種・ジェンダー・年代・権力・病等)をなくしたいという自分の本音に注力したかったため、この道を選びました。

幼少期のイジメや、留学中の人種差別で独特の疎外感を抱き、人の可能性を閉ざし挑戦することへの諦めに繋がる環境を無くしたい一心でした。

だからと言って、私はイジメや人種差別という過去の出来事に執着するのではなく、そこから得た学びを未来に対して、どう建設的にしていくかが大事だと考えています。

逆境も捉え方次第。

立場上、一歩踏み出す勇気がもてず、自分の意志で動けない方を多く目にしてきました。

周りを伺い、同調圧力により諦めることがデフォルトになってしまった方々もいらっしゃいました。

しかし、私は専門家として、ゴール達成に向けて現状を打破した方々を送り出す時の、そのお一人おひとりの生き生きした笑顔や、目の輝きが忘れられません。

その光景が、私にとって一つの成功と言えるかもしれません。

私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと

私は挑戦をし続けることの大切さを社会に伝えたいです。

ぜひ自分の内側にある心躍る『好奇心』を、勇気を出して行動に移してみて下さい。

失敗したとしても、そこから学び次なる発見があれば、もはや失敗ではありません。

自分の本心で、やりたいことを行動に移さないことこそが失敗です。

好奇心を満たしても、今は点ばかりかもしれませんが、それらの点は必ず線となり、経験が積まれ自信がつき、自分の生きる糧になります。

いわゆる、スティーブ・ジョブズ氏が語った「Connecting the Dots」です。

今、私は挑戦の一つとして、慈善活動にも力を入れ、病弱だった経験から、小児がんの子ども達へのボランティア活動の一環として、寄付やウォーキング活動をしております。

また、『ゴミ×心×︎学び』を融合させたゴミ拾い活動や、バングラディッシュの子どもたちへの成長支援、起業家へのメンター、植樹活動もしてきています。

一方で、趣味が高じ、日本の伝統文化を世界に発信するために、着物に関する電子書籍を出版したり(Amazonにて米国・英国・国内1位を獲得)、野球チームに所属したり。

現在はメタバースで、自身の書作品、野球、人材育成(コーチング)の館を展開。

今回のミセスユニバースジャパンへの応募も、これらの挑戦の一つにすぎません。

このような挑戦を通して、人種や性別、世代や病、家族構成、社会的地位等の壁を超えて、多種多様な方々の価値観に触れ、成し遂げたいゴールに向けて、情報のやり取りをし、お互いの能力を活かし合い高め合いながら歩んでいける幸せを、心から味わい尽くしています。

まさに次々と点が線に、「Connecting the Dots」です。

だから50歳になっても、まだまだ未来への挑戦を続けるのです。

ファイナリスト同士も、そこに人種や社会的地位、家族構成、所有物等の壁はありません。

その中で各自が自分自身と切磋琢磨し、自立した一人ひとりが集まって共創していきます。

壁や天井を取りはらって、刺激し合うかけがえのない仲間との繋がりは貴重で、様々な可能性を秘めています。

出る杭は、もう打たれない。

カーテンの後ろに隠れなくていい。

「時間は有限、時間は命」、人生一度きり!

限りある時間を自分の挑戦のために!

その挑戦が人様のためになります。

最後に一言

ここまで、過去の挑戦の一部をお伝えしてきましたが、大切なことは過去より未来です。  

なぜなら、この変化の激しい不確実性の時代に、過去に成功したパターンなどは通用しません。

最大でも現状維持でしかなく、それは衰退です。

この点からも未来への挑戦は大事なのです。そして挑戦の中で、新たな発見があります。

我々一人ひとりには、必ず『天才性』が隠れています。

それは複数存在し、唯一無二です。

それをどう見つけるのかは挑戦し続けることで紐解くこともできます。

挑戦の中で、新しい自分の天才性を見出すのです。

私も挑戦をしてきたからこそ、自分の天才性である概念化能力に気づき、それを職業としても活かしています。

そして欲望。

自分の人生を通底して本気でやりたいこと、ピュアな欲望に正直になることです。

我々は、過去の常識、コンプレックス、承認欲求、憧れ、惰性、失敗等の外圧に塗れ、自分の評価を捻じ曲げてしまい、無難なゴールを達成しようとします。

外圧に塗れた無難なゴール達成で、本当に自分の人生を生きていると言えるでしょうか?  

この『天才性×欲望』に基づいたゴールを設定することで、我々の幸福度は格段に上がります。

だから、誰に嘲笑されようが、足を引っ張られようが、妬みや冷やかしを受けようが、私は本気で世界平和を信じています。

差別のない世界で、各々が健全に、現状をはるかに超えるゴールへ向かえる場を作ることが平和の第一歩だと考えています。

そして、幸福度が上がれば、人の足を引っ張ることもなければ、自分への言い訳も減っていきます。

幸福度を上げるには個人個人が「天才性×欲望」を持って、挑戦をし続けていくこと。

人の挑戦を叩くのではなく、讃えあえる場を作ることです。

これが多様性の本質だと思っています。

その挑戦が視野を広げ視座を上げ、初めて自己犠牲を伴わない利他の心を活かせます。

ただし言うが易し。

だからこそ、私は「脳と心の専門家(エグゼクティブコーチ)」として、クライアントさんの現状では想定できない大きな飛躍を実現し幸福度を上げ、未来を創るサポートをします。

創造性に限界はありません。

未来、在りたい自分になるために、今、不必要なことを一つ捨てる決断をし、行動してみてください。

それが挑戦への始まりです。

ぜひ「天才性×欲望」を活かし、自分の本音を謳歌する豊かな人生を歩んでください!

新田史亘さん】インスタグラムはこちら!

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7/7(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。

ぜひ皆さまも応援お願いいたします!

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