MUJ2023

【Mrs. Universe Japan 2023 Finalist】No.18木暮知佐子 CHISAKO KOGURE ~Hello, I!「こんにちは、わたし!」~

皆さまこんにちは。

7/7(金)に行われる、ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの皆様をご紹介しています。

ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡

こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!

【木暮知佐子さん】プロフィール

わたしの人生に「YES」と言える専門家

初めまして!
ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの木暮知佐子です。

ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ

私は、ミセスユニバースジャパン大会の出場権は、どんな人生を生きて来ようともありのままの自分を証明すると同時に、ありたい自分に変われる旅へと誘うパスポートだと思っています。

私が応募した理由は、自分の人生を肯定した上で、ありたい自分に変わりたいと思ったからです。そして、私のように自己否定をしている人に、まずは自分が自分の応援者であり、自分を愛することがスタートだということを伝えていきたいと思い、応募しました。

Hello, I!「こんにちは、わたし!」

人生で悩んでいた時期について教えてください

15歳から29歳までです。

なぜなら、高校受験も大学受験も、親の望む学校を受験してきました。しかし受験に失敗し、失敗したことを日々責められ、すっかり自信をなくしたのです。「自分はダメな人間なんだ」という自己否定から自暴自棄となり、夢も希望も持てず、勉強もせず、時には学校をさぼって渋谷に遊びに行くような高校生活を送っていました。それでも、中学生の頃から海外留学に興味関心の高かった私は、高校生の時も大学生の時も、海外留学にチャレンジしようと奮起したのですが、両親に猛反対され、結局夢を諦めました。

その後、3月でも出願できるような4流大学に入学したものの、気が向いたときにしか大学に行かず、自堕落な生活を送っていました。4年生になっても無気力な状態を続けた結果、定職に就かず、20代はアルバイトや臨時的な仕事の綱渡りをしていました。同時に、母親の愛情代わりとして男性に愛情を求めるような時代でした。

苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?

30歳を目前にしたとき、いい加減、「親から離れよう」「大人になろう」と思い、独立を決意しました。

教員採用試験の勉強を10か月間、死ぬ気で勉強して合格しました。教師になろうと決めたのは、中学・高校時代、私はずっと教師不信でしたが、逆転の発想で「自分が生徒から信頼される教師になろう」と思ったからです。

教師になってからは、今までの自暴自棄で自堕落な生活を反省し、ひたすら生徒と保護者のために仕事に全力を注ぎました。

それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?

仕事に全力を注いでいる中、父親が死去しました。突然脳梗塞で倒れ、脳死状態(植物人間)となり、1年10カ月間病院に入院していました。

父親の死後、私には世界から色がなくなり、モノクロに見えました。学校では生徒が待っているので仕事には行きますが、心が空っぽで虚ろというか…。そういう状態が1年と半年続きました。思えば父だけが私の理解者だったのです。

その後、ようやく父親の死から立ち直りました。しかし、今度は職場の同僚から集団的ないじめを受けるようになりました。私は人間関係に失望し、環境を変えるため、管理職試験を受けました。翌年から教育委員会へ出向となりました。

教育委員会では、同僚に恵まれたものの、仕事量が半端ではなく、毎晩終電か、ビジネスホテルに自費で泊まる日々が続きました。

そして、ある日、倒れました。

病院で検査すると、7年前の病気が悪化しており、手術しないと、命にかかわるほどでした。私は子宮を失いました。子宮を全摘出しないと命が助からないと言われ、仕方なく医師に従いましたが、私の心の葛藤はその後何年も続きました。私はこの頃から結婚や恋愛を諦めています。

しかし、そんな私を見ても母親は未婚の私に対し、屈辱的な言葉を次から次へと畳かけるように放つ始末。「この人は本当に母親なんだろうか?」と怒りを通り越して悲しみが込み上げました。

仕事にばかり全力を注ぎ自分の健康を省みなかった自分を責め、「私はなぜ生きているのだろう」「幸せって何だろう」と苦悩する日々が続きました。

辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!

父親の死と、自分の病気をきっかけに、私は大学院に入り、「幸福学(Well-being)と美意識」について研究を始めました。幸せについて考え、幸せな生き方を実践するためです。

仕事をしながら大学院に通った2年間は、3時間の睡眠時間しかとれない毎日でしたが、授業で「システム思考」や「デザイン思考」を学んだり、研究室で「Well-being」について研究したりすることが、楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。自分の知らない世界を知り、今まで出会ったことのないような教授や先輩や同期と出会い、今までの自分の固定概念が崩されていく毎日にワクワクしていました。

この2年間で、「ありたい自分」「自分の本当に生きたい生き方」が見つけられた気がします。

私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと

大学院修了後、仕事では教頭に昇進し、新任教頭として日々奮闘していました。

しかし、「自分の本当に生きたい生き方」を実践する決意を固め、2023年3月31日に退職しました。

某銀行で大人の人材育成をしながら、「ゆめのたねラジオ」のパーソナリティーとして、「大人も夢ややりたいことを諦めなくていいんだよ」「何歳からでもやりたいことに挑戦していいんだよ」ということを伝えています。

ミセスユニバースジャパンを通して、私のように、自己否定をしてきた人、自分を諦めてきた人に、まずは自分が自分の応援者であり、自分を愛することがスタートだということを伝えていきたいです。私がミセスユニバースジャパンに挑戦することによって、今まで自暴自棄になっていた人でも、年をとってからでも変われるというところをお見せしたいです。

今まで生きてきた人生も肯定した上で、今後、「自分を諦めない人生」を送ってほしいと伝えていきます。

最後に一言

もう自分を痛めつけなくていいんだよ。自分をいたわってほしい。あなたは悪くない。

休みたいときは休んでいいし、寝たいときは寝ていいし、誰とも話したくないときは話さなくていい。

それらはわがままなんかじゃない。あなたに必要なこと。

【木暮知佐子さん】インスタグラムはこちら!

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7/7(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。

ぜひ皆さまも応援お願いいたします!

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