皆さまこんにちは。
7/15(金)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!
【菅原 由香さん】プロフィール
挑戦で運命を切り拓いた元チアリーダー
みなさん、はじめまして!
ミセスユニバースジャパン2022 ファイナリストの「菅原由香(すがわらゆか)」です。
会社員の傍ら、スポーツクラブで「Belly SHAPE」というベリーダンスの動きを用いたダンスプログラムと出会い、インスタラクターの資格を取得して7年目を迎えます。
34歳の時に、未経験の状態で地元のプロスポーツチーム「ベガルタ仙台」公認の「ベガルタチアリーダーズ」のオーディションに挑戦し、4年間活動をしてきました。
きっかけは、自分の幅を広げるために様々なジャンルのダンスに挑戦したかったということ。
そして、地域連携活動に力を入れているベガルタ仙台での活動に携わりたかったからです。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
自分の体力に限界を感じチアリーダーを卒業して2年が経った頃、現役メンバーや当時一緒に活動していた仲間達が、それぞれの環境下で活躍しているのを目の当たりにしました。
その姿はキラキラと輝きを放っていて、自信に満ちあふれていたのです。
その姿を見た時に、自分のことのようにうれしく思いながらも、今の自分に対しての虚無感を覚えました。
そこで今一度、自分に問いかけたのです。
「自分の人生において、生きがいや喜びを感じる瞬間とは何だろう」と。
そこで見出した答えが、挑戦することを体現することが私にとっての生きる意味を成しているということ。
そして、人に寄り添い人生を前進させるサポートをすることに喜びを感じるということです。
だからこそ、このコンテストでその思いを形にし、実現していこうと考えました。
運命をも変えた私の挑戦力
人生で悩んでいた時期について教えてください
ベガルタチアリーダーズのメンバーの一人として活動を歩み始めてすぐに、大きな壁にぶつかりました。
チアダンス経験は0なのに最年長メンバー。
チアダンスの基礎である腕の動きやシャープな動きが全くできず、一つ一つの動きを絵にしてノートに記し、それを見ながら必死で練習する日々。
仕事の時間以外はほぼ練習に費やしていましたが、思うように体が動かず怪我を繰り返すばかり・・・。
新シーズンメンバーのお披露目でもある開幕戦でのパフォーマンス出演を目指し、必死に取り組みましたが、ダンスのレベルが出演条件に満たしておらずデビューまでに3ヶ月も要しました。
チームや選手の背中を強く押し、サポーターの方々と気持ちを一つにするピッチ上パフォーマンスにかける思いは特別なものであり、その瞬間は二度とやり直しができません。
それにも関わらず何一つ上手く出来ず、この挑戦は無謀だったのではないかと感じ、立ち止まることも多々ありました。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?
初めて選抜されたイベントで、筋ジストロフィーの患者様が入院されている施設を訪れ、ダンスパフォーマンスを行いました。
中に入ると「スタジアムに足を運ぶことはできないけれど、来てくれるのを楽しみにしていたよ!」と、ユニフォームを着て出迎えてくださった方々がホールに集まっていたのです。
パフォーマンス後、体調の関係によりホールに来られなかった方々にも笑顔や元気をお届けしようと病室を回った際、ある男性と出会いました。
その方は視線の動きだけでパソコンを操作し、モニター越しに「勇気が出た。今日は来てくれてありがとう」とおっしゃってくださったのです。
その瞬間胸が熱くなり、思わず涙があふれました。
これまでは、上手くできない自分のふがいなさを感じては自己否定するばかりでしたが、私の挑戦が多くの方々にとって笑顔や勇気、感動や希望につながっていることを間近で気付いたのです。
自分が志した道は間違っていなかったのだと、強く認識しました。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?
2017年の冬、突然最愛の兄を亡くしました。
歳の離れた兄は、私が幼い頃に忙しい父と母の代わりに育ててくれ、片時も離れず一緒にいた存在でした。
「いつかスタジアムに行って、チアリーダー姿を見に行くよ」と話していたのに、それはあまりにも突然過ぎる別れで笑うことすらできなくなってしまったのです。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!
しばらくお休みしていたチアダンスの練習を再開しようと練習場を訪れたところ、待っていたのはいつもと変わらない笑顔のメンバーの姿でした。
普段通りに声を掛けてくれて、一緒に笑顔でダンスを練習する内に、忘れかけていた笑顔を取り戻すことができたのです。
チアリーダーはどんな時でも笑顔を絶やしません。
それは、スタジアムを熱くしチームを盛り上げるのはもちろんのこと、多くの方々に勇気や元気を届け、自分自身にもプラスに働く魔法をかけてくれるのです。
改めてそれを実感した瞬間でした。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
2019シーズンでチアリーダー卒業した後、大学卒業以来勤めている会社で仕事に専念しつつ、労働組合の役員として様々な職種の社員に寄り添い、会社に伝えて行く担い手として活動しています。
私は人生においての3つの指針を掲げています。
「挑戦力、人に寄り添うこと、笑顔を絶やさない」ということです。
ミセスユニバースジャパンにチャレンジした理由は、この考えが根底にあります。
挑戦は人生を輝かせ、自身はもちろんのこと、世界をも変えていく力があります。
たとえ前に踏み出すことへの不安があったとしても、行動というエネルギーに変化させることで、いつでもどんな時でも人は大きく羽ばたいていけるのです。
私自身がそのことを体現し、これまで培ってきた寄り添う力を通して、世界中の方々に勇気や希望を届けたいと考えています。
チアリーダーの活動を通して行ってきた、社会福祉施設や病院等への訪問、地域のみなさんと共に行なう健康体操教室、被災者の希望の光になれるようにと願いを込めた募金活動等。
今私一人ではできないことも、このミセスユニバースの活動を通して実現したいと考えています。
最後に一言
挑戦は人生を輝かせ、世界を変えていく力があります。
いくつになっても、どんな人でも、行動することで世界は変わるのです。
10年、20年、その先もアップデートし続ける自分へ・・・
その考えこそが人生という航海において、最高の景色を見るための第一歩になると信じています。
【菅原 由香さん】インスタグラムはこちら!
7/15(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします!
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