MUJ2022

【Mrs. Universe Japan 2022 Finalist】No.42 光安 都美 Satomi Mitsuyasu ~シングルマザーを言い訳にしていた自分からの卒業~

皆さまこんにちは。

7/15(金)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。

ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡

こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!

【光安 都美さん】プロフィール

キャリアも美も諦めないと決めたシングルマザー

はじめまして。
ミセスユニバースジャパン2022ファイナリストの光安都美(みつやすさとみ)です。

4年前に離婚し、現在はシングルマザー。
小学生の男の子を育てながら、コーポレート部門のお仕事をしています。

シングルマザーでも、キャリア、美を諦めたくない。
子どもが誇れる綺麗なママ、かっこいいママになりたい。

その思いで、これまで走り続けてきました。

3年前に役員に就任したことをきっかけに、経営の勉強をするため、MBA(経営学修士)の大学院にも通っています。

趣味はボディメイク、ベリーダンス、読書。

子どもとバラエティ番組を見て、声をあげて笑うのも、日々の楽しみの一つです。

ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ

「生き生きとした女性を、一人でも多く増やしたい」という思いからです。

「綺麗になりたい」「仕事を思い切り頑張りたい」と、自分の言葉で、堂々と言える女性が、日本にはどれだけいるでしょうか。

それどころか、自分の本心を見て見ぬふりをしたり、いつの間にか、自ら限界を決めてしまっている女性を数多く見てきました。

そして私自身もそうでした。

本当はやりたいことがあっても、変に空気を読んで「いいよ、大丈夫だよ」と言ってしまう。

思いと、行動と、言葉がバラバラでした。

正直、私自身まだ完全に「思い・行動・言葉」を一貫させられているわけではありません。
長い間の習慣、思考の癖を治すのは、簡単ではないです。

そんな未完成な自分ではありますが、成長の過程も含めて「ロールモデル」となることで、
誰かの背中を押せる存在になりたいと思っています。

ミセスユニバースの掲げる『ウーマン・エンパワーメント』という言葉は、そんな私の背中を押してくれました。

こういったコンテストに応募する人は、最初から、強い意思を持っていると思われがちなのですが、少なくとも私は、何か行動に移したいけど、何をしたらよいか分からない、ふわふわした状態でのスタートでした。

今でこそ、「ロールモデルになる。」という強い気持ちを持てるようになりましたが、ミセスユニバースの募集を見た時、「ちゃんと向き合いなさい」と言われている気がして、意欲半分、怖さ半分でエントリーしたというのが本当のところです。

シングルマザーを言い訳にしていた自分からの卒業

人生で悩んでいた時期について教えてください

いじめ、DV、離婚、メンタル不調…。

悩んでない時期が思い出せないほど、いろんなことを経験してきたように思います。

中でも一番辛かったのは、4年前の離婚でしょうか。

元主人が経営する会社で働いていたこともあり、お金も仕事も一気に失いました。

大手出版社での勤務経験、元主人の会社でコーポレート部門全般を担っていた経験、それぞれの会社でそれなりの成果と、社内外での評価をいただいていたので、正直、ビジネスパーソンとしての自信はありました。

どこの会社でも成果を上げられるという、根拠のない自信も持っていました。

けれど蓋を開けてみると、転職活動では面接すらしてくれないことの連続。

40代、シングルマザー、両親と同居ではない、役員をしていた人間は素直さがないから雇いたくない・・・。

自分の市場価値の低さに絶望したのを覚えています。

当時まだ保育園に通っていた子どもを、この先どうやって養っていけばよいのか?

焦るけれど結果が出ない。

自分の甘さが嫌になり、日に日に追い詰められていきました。

苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?

ようやく面接してくれた会社に採用担当として入社。

2カ月で主任になり、4か月目に飛び級で課長に昇格。

1年4か月後に役員に就任することになりました。

奇しくも、再び役員就任の機会をいただいたことをきっかけに、経営について体系的に学ぶため、仕事をしながら、大学院(MBA)に通うことを決めました。

家庭、仕事、学びの両立は、想像以上に厳しく、睡眠時間を削って勉強をする日々が続きましたが、学ぶことが楽しくて仕方がなく、どんどんのめり込んでいきました。

「今日は勉強の日ね!」と机を並べ、子どもが宿題をしている隣で、私は大学院のレポート作成をすることもしばしば。

経営についての知識、実践を身に着ける目的で入学した大学院でしたが、子どもにとっては、頑張ってるママが誇らしいようで、私は、ビジネスパーソンとしても、母親としても自信を取り戻していきました。

それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?

大学院では、経営に関する学び以外に、自分の志や大切にしたい価値観、生き方そのものについて内省する科目もたくさんあります。

自分との対話をしていく中で、再び自分自身がよく分からなくなっていきました。

私は何のために仕事をしているのか?
私は何のために学んでいるのか?
そもそも私が一番したいことは何?
これからどうやって生きていきたいのか?

自分の本心に向き合うこと、言葉にすることが怖くて、とことんまで向き合うことが出来ず、それっぽい言葉で、その場しのぎをしていました。

「したいことがあっても、私はシングルマザーだから我慢をするべき。」
「私は結婚も仕事も失敗した人間。」

そう自分に暗示をかけ、挑戦しないための言い訳にしていたようにも思います。

辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!

胸のつっかえは、簡単には取れてくれず、劣等感でいっぱいだった私に、思いがけず、大学院のリーダーになってほしい、というお話が舞い込んできました。

同期50名のリーダー。
同期とは言え、ハイレベルな社会人学生ばかりの集団です。

ただでさえ家庭、仕事、自分の学びでいっぱいいっぱいの私には、あまりに重責。

お受けするか、随分悩みましたが、最後は子どもの「ママはやれるよ」の一言で私はリーダーになることを決断しました。

結果として、リーダーとしての活動は、私に大きな自信を与えてくれました。

自分に出来るはずがない、自分は至らない人間、自分は失敗した人間・・・。

誰より私が、自分を信じてあげてなかったことに気がつきました。

私は、謙虚を通り越して、卑屈になっていたのだと思います。

劣等感がありつつもリーダーになることを決断し、半年間本気で取り組んだことで、
一気に世界が開けた気がしました。

そしてリーダーの任期を終えた頃、ミセスユニバースの募集に出会います。
セレンディピティとしか思えませんでした。

私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと

心理学のノミの実験をご存じでしょうか。

ノミは自分の100倍もの高さまで飛べる能力があるそうです。

そんなノミをコップの中に入れて、蓋をすると、そのうち蓋の高さまでしか飛べなくなり、物理的に蓋を外したとしても、もうそれ以上飛べなくなる。

けれどもう一度、100倍の跳躍に戻す方法が一つだけある。

それは、別のノミをコップに入れること。

「あれ?私ってあそこまで飛べるんだ。」

そう気づいたノミは、本来の力を取り戻し、また飛べるようになる。

私は、本来の自分を取り戻しつつあります。

今この日本のどこかで、胸につっかえたものを抱えていたり、自分に蓋をしたり、本当の気持ちを言えない女性はきっと少なくないと、私は感じています。

私はロールモデルとして、そんな女性たちに勇気、きっかけを与えられる存在になりたいと思っています。

最後に一言

「諦める理由より、出来る方法を考える。」

これは私が大切にしているスタンスです。

何かを得るために、何かを犠牲にする必要はないと私は信じてます。

もうちょっと、欲張って生きてみたっていいんじゃないか。

まずはそんな風に考えられる方が、一人でも増えてくれたら嬉しいです。

【光安 都美さん】インスタグラムはこちら!

https://www.instagram.com/satomi_beaute/

7/15(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。

ぜひ皆さまも応援お願いいたします!

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