皆さまこんにちは。
7/23(火)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします！
【橋本知枝さん】プロフィール
大学教授 / テニスプレーヤー
初めまして！
ミセスユニバースジャパン2024ファイナリストの橋本知枝です。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
以前より、これまでに「全く経験したことがないこと」「関心がなかったこと」にチャレンジしてみたいと思っており、偶然そのタイミングでインターネットの広告を見ました。
このようなイベントに参加することで、所作や姿勢・話し方・歩き方など、今まであまり意識したことがなった事柄に関して、自分の考えに何か変化が起こるのか？ということに、単純に興味が湧きました。
そして、ミセス・ユニバースの理念に共感し、応募を決めました。
研究・教育・スポーツを通して伝える
人生で悩んでいた時期について教えてください
私は12歳の時にテニスを始めて、そこから今もテニスが大好きですが、40代前半の頃にテニスの試合中に膝に重傷を負い、手術をしました。
医師に「今後は、もうハードな運動はできない。」と告げられ、仕事にも支障をきたすことになり、目の前が真っ暗になりました。
膝の手術後も、スポーツができない期間が約２年間続きました。
日常生活や仕事にも大変な影響があり、本当に辛い時期でした。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか？
膝の治療・リハビリトレーニング中に、身体のこと（特にケガの予防やトレーニング方法など）に関して具体的に勉強しました。
また、仕事に関しても積極的に様々なことにチャレンジしました。
この２年間に学んだことや考えてきたことが、その後の自分の生き方に大きく影響しており、とても貴重な経験だったと思っています。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか？
膝のケガが、運良く回復に向かった矢先に、今度は右肩を負傷（腱板を断裂）し、再び運動が出来なくなりました。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください！
膝の負傷後に右肩腱板断裂のケガが続き、運動ができない期間が３年以上ありました。
しかし、その間にコツコツと取り組んできた事柄が少しずつ形になり、最近、スポーツ（テニス）に復帰することができました。
とても苦しい時期が続きましたが、様々な知識を習得する機会となり、また精神面においても、この間に大きく成長できたように思います。
現在は、テニスの国際大会（ITF Masters Tour）にも参戦し、世界ランキング（混合、2024年３月時点）で9位となりました。(これまでの最高ランキングは7位)
今は、「世界1位」になることを目標としています。
私生活においては、子どもには恵まれませんでしたが、自分の可能性に対してチャレンジする時間とエネルギーが最大限に与えられたと、今は受け止めています。
30代半ばで教育系の大学院に進学し、40代では目標にしていた博士（教育学）の学位を取得することができました。
学位の取得を目指すことに決めた時からテニスは中断し、１つの目標に向かいました。
仕事と大学院の両立は、想像以上に過酷で心身共に限界に近い状態となりました。
そのような状況でしたが、７年間、毎日目の前のことに１つずつ取り組み、目標を達成することが出来ました。
応援してくださった方々には、心から感謝しています。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
現在は、研究者（大学教授）をしており、教育に携わりながら「幼児体育」や「アダプテッドスポーツ」（障がい者スポーツ）の調査・研究に取り組んでいます。
今後も研究により得た知見を積極的に社会に発信していきたいと思っています。
これまでにアダプテッドスポーツのイベントを応援・支援するためにボランティア活動に参加したり、スポーツの関連学会に対して補助金の申請等も行ったりしています。
また、ユニセフ「マンスリーサポート・プログラム」にも、毎月（2017年より）協力しています。
これらの様々な取り組みにより、私自身、いろいろな面において成長させてもらっています。
そして、スポーツでは、海外の選手と交流する機会も多く、日本の文化や日本の良さについて、積極的に伝えています。
また、大学では、教育者を目指す学生たちと社会課題について話し合ったり、多様性を理解することの大切さについて、日々一緒に考えたりしています。
私は、何事もチャレンジする上で「年齢」「性別」「経験」などは、特に関係ないと思っています。
大切なことは、「自分がどうしたいのか」だと思います。そして、自分が「ワクワクするか」「楽しめるか」という点を最も重視しています。
もし、いろいろとうまくいかない状況が続くことがあったとしても、情熱を持って丁寧に取り組んでいけば、環境は整っていくと思いますし、応援してくれる人も必ず現れると信じています。
これからも、研究・教育・スポーツを通して、社会課題の解決に向けて積極的に取り組んでいきます。
最後に一言
どのような環境においても、うまくいかないことや挫折は、誰もが経験することだと思います。
何かスムーズにいかないことがあったとしても、視点（取り組み方）を変えてみたり、一度距離を置いてみたりすることで、問題の捉え方が変わるかもしれません。
また、場合によっては時間が解決することもあるかもしれません。
何事においても、出来るだけ焦らずに、少しだけでも気持ちにゆとりを持つことができれば、きっと自分にとって最善の道（方法）が見つけられると思います。
自分の思いを大切にし、挑戦を楽しみましょう！
【橋本知枝さん】インスタグラムはこちら！
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7/23(火)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします！
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