皆さまこんにちは。
7/7(金)に行われる、ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの皆様をご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!
【松田 侑希さん】プロフィール
教員から大転身したプロフラダンサー
初めまして!
ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの松田 侑希です。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
どうしても叶えたい夢があって、それを実現するために、毎年1つ自分にとっての大きな挑戦をすることを、マイ ルールとしています。
2023年は何に挑戦しようかなと考えていたところ、たまたまMrs. Universeの広告を目にして、エントリーを決めました。
意志を持って我が道を切り拓く
人生で悩んでいた時期について教えてください
私が人生で悩んでいた時期は、新卒で小学校の教員をしていた2年間だと思います。
いずれは青年海外協力隊に参加したい、という一心で小学校教員になりました。
超体育会の縦社会の職場で、1番下っ端の私は毎日朝の7時前には出勤し、夕方に子ども達の送り出し。
そこからクラス業務だけではなく保護者対応や、先輩から頼まれた仕事をして、22時や23時まで残業するのが当然の職場でした。
運悪く学内ワースト1のモンスターペアレントを持つ子どもの担任を初年度に任され、毎日電話で2時間怒鳴られ続け、休日出勤での対応も日常茶飯事。
タイムカードもなかったので残業も休日出勤も全てノーカウント、有給も使ってはいけない暗黙の了解がありました。
管理職である校長と話をしても、「貴女がそんなに弱い人だと思わなかった。私みたいに強い女性になりなさい」と言われるだけ。
あまりにも乖離した理想と現実の間で、子ども達のために頑張らないと!という気力も次第に削がれて、私は毎日何をしているんだろうと、ずっと悩んでいたように思います。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?
悩んだ後、小さな成功は2つあったと思います。
1つ目は精神的に限界がきて数ヶ月間の休職をした後、校長に辞表を出した瞬間。
体調を崩して休職中に、誰も知っている人がいないところへ行きたいと思ってハワイへ行き、帰国した後、校長に対して面と向かって、 「貴女のような女性を強い女性というのなら、私は強くなくていいです。貴女のような愛のない人にだけはなりたくないので、退職します。」 と言って辞表を提出したことです。
当時の私にとっては、すごく勇気のいる行動でした。
小中高一貫校の小学校への母校就職だったので、こんな形で母校を離れるのは残念でしたが、前を向くことができたおかげで、大好きなフラを極めたい、という夢ができました。
2つ目は大好きなフラを極めようと決めてから、長期のハワイ留学を経てプロフラダンサーとしての道を歩み始めたこと。
多くの出会った人から、なぜ安定の教員という仕事を捨ててフラダンサーなのか?と何度も聞かれてきましたが、これが私にとってのベストで、そのベストな選択を出来たことも、小さな成功だったと思っています。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?
退職という一歩を踏み出して、フラの道を極めると決めて歩み出してからは、総じて上手くいかなかったことは何もないと思っています。
2つの小さな成功の後、物事の捉え方が大きく変わって、思った通りにいかない(上手くいかない)ことでも、思った通りにいかない一点を見つめるのではなくて、そのことが起こった反面で良かったと思えることにフォーカスするようになりました。
例えば、最初の方はなかなかダンサーとしての仕事がもらえなかったり、ようやく軌道に乗り始めたところでコロナが流行って仕事が全部キャンセルになったり、点で見れば思うようにいかなかったことはあるかもしれないですが、だからこそ時間が出来て、セルフプロデュースの仕方を考えたり、自分の仕事のやり方を考えることができました。
その時間があったから、今の私がここにいる。
ステージを観てくださる方に笑顔や感動をお届けすることができる。
なので、上手くいかなかったことは何もない、と感じています。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!
大きな成功体験は、これからミセスユニバースが終わった後にやってくると思っています。
なぜなら、私はまだ自分は発展途上で、まだまだ可能性をたくさん秘めていると考えているからです。
ミセスユニバースに挑戦したことで、今までとは違ったアプローチで自分を見つめ直す機会をいただきました。
日本大会での経験、そして世界へ出て、新しいものを見る経験が、さらに私をパワーアップさせ、応募理由にも書いた “どうしても叶えたい夢” を叶えるための道を自分の力で切り拓いていくための大きな切り札の一つになると信じています。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
私は現在プロのフラダンサーをしています。
既出の小さな成功体験の後にできた “大好きなフラを極める” という夢の道を、たくさんの方の協力と、たくさんのご縁のおかげで切り拓き、前に進んでいます。
今までの人生では、語れるような大きな挫折ストーリーも、取り上げて話せるような社会貢献の経験もない私が、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいことは、何事も、意志のあるところに道は拓けるということです。
これは、ただガムシャラに自分が頑張れば、それで道が拓けるということではありません。
どうしても叶えたい夢があらわれた時、コツコツと努力を重ねて続けていれば、必ずそれが誰かの目に止まる。
目に止まれば協力者が現れる。
協力者が現れたら、自分とは違う視点からゴールを見て、前に押し出してくれる。
それの繰り返しが、夢を実現するための道を拓く、という事なのだと体感してきました。
中には夢があっても、意志があっても、なかなか最初の一歩が踏み出せない人もいる。
そういう人の背中をポンっと押せる人に自分自身がなりたいと思っています。
最後に一言
ハワイには、”He Makana Puhi Ana”(風は流れる)ということわざがあります。
きっと向かい風が吹いているのに、無理に前に進もうとするから疲れてしんどくなるんだと思います。
追い風が吹く時は必ずくるので、その時まで力を貯めて、前を向くことさえやめなければ、追い風が吹いた時にきっと一気に前進できます。
明けない夜はない。
Find the light, Be the light.
【松田 侑希さん】インスタグラムはこちら!
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7/7(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします!
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