MUJ2023

【Mrs. Universe Japan 2023 Finalist】No.6伊藤良子 Ryoko Ito ~忍耐努力で不可能を可能にした時生き甲斐を感じる~

皆さまこんにちは。

7/7(金)に行われる、ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの皆様をご紹介しています。

ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡

こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!

伊藤良子さん】プロフィール

忍耐努力の社長

初めまして!
ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの伊藤良子です。

ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ

今までに無く心がはずんだので応募しました。

忍耐努力で不可能を可能にした時生き甲斐を感じる

人生で悩んでいた時期について教えてください

いつも笑顔でユウモアのある母はあらゆる人から尊敬されておりました。

母はどんな人に対してもその人の良い部分を引き出し、長所を褒めて仕事に自信をもたせました。

私にも孫にも勇気を与え励ましてくれた母がタバコなど吸わないのに肺癌にかかりました。

病院の個室でレントゲンの結果を説明され、医師から家族に「あと3ヶ月ですね。」と宣告を受け、大学生だった3人の孫は大きな涙の粒を払いながら「おばあちゃん、良かったね。何でも無いって。」

私達は母には何も言わず、今まで通りに生活してもらう事を願いました。

家の近くに春になると枝垂桜が満開になり桃色に覆われた長い歩道は母の大好きな散歩道でした。

母は宣告されてから6ヶ月生き続けました。

92歳の生涯を閉じて以来、自問自答しました。

「私は母を精一杯支えたのだろうか。暖かく支えてあげただろうか。」

枝垂桜が咲く頃、いつも桃色に染まった歩道を手押し車で曲がった腰を少し伸ばし「キレイだね」と言ってゆっくり散歩する姿を今でも思い出します。

苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?

一党独裁の国キューバから一人の青年の亡命を手伝いました。

自由も人権も無い国キューバは政府の思想に人々が反すれば牢獄に入れられます。

青年は反政府活動で投獄され、そこで拷問に合い、就労と就学の権利を剥奪され死ぬまで迫害から逃れる事は出来ない人生を経験したのです。

2000円の月給で食生活は困難です。

政府から支給される食べ物に頼る他生きる術はありませんでした。

私はそんな彼に亡命を手伝う事を約束しました。

彼から助けを求められたが一体どうすれば良いか真剣に考えました。

日本の弁護士でさえ「キューバ人はどの国にも行けません。不可能です。」と口を揃えて弁護は出来ないと断られました。

しかし母から譲り受けた根性がそこで芽生え、不可能を可能にする事ができたのです。

キューバ人青年の亡命は成功し彼は迫害もない、安全で平和な日本の地を踏む事が出来たのです。

それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?

日本の難民問題は日本人が余り知る事のできない分野です。

世界でも日本は難民を受け入れる数が最下位です。

外国人排除に入国管理局が力を入れているからです。

殆どの難民申請者は収容所に入れられ、身元保証人がいない限り、収容所から抜け出る事は不可能です。

自由も人間としての権利も奪われ、入管職員は被収容者を犬猫畜生と同等の扱いをし、騒げば暴行を加え、制裁として独房に入れます。

この事実を日本人は知らずに毎日を生きています。

なぜなら収容所は無法地帯だからです。

法律が関与できない場所なのです。

だから報道される事はありません。

収容所の本来の目的は強制送還される外国人がフライトを待つための一時待ち合室であるはずなのです。

しかし牢獄となってしまったのです。

国連が9回日本政府に間違った日本のやり方を忠告しましたが、全く改善されません。

私は2012年から総理大臣、法務大臣、そしてメディアに改善の要望を手紙で送っております。

1人の声では政府に届きません。

多くの日本人にこの事実を知っていただき、難民申請者に明るい未来が開ける様政府に訴えることが重要だと感じました。

辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!

キューバから逃れて、日本に上陸した青年は難民申請し収容所に隔離されました。

キューバの青年が収容された成田の収容所は地図にものっていない探すのに困難な場所にあります。

私は出来る限り面会に訪れる事にしました。

福島から千葉の成田までは長い道のりです。

限られた30分の面会はアクリルの壁越しの面会で、まるで青年は犯罪者の様でした。

数人の外国人と同室で小さなテレビが一台あるのみ、小さな広場は束の間のくつろぎの場所のようでしたが、アクリルの向こうの青年はとても苦しそうでした。

何度も面会を重ね、遂に青年は私が保証人になる事で仮放免になり、収容所を出る事が出来たのです。

入国管理職員は私が青年の生活を委ねるのに信頼ができると感じた様です。

何事も精一杯やる事が身を結ぶと再確認した瞬間でした。

私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと

日本はマニュアル通りに生きる人々の集まりです。

マニュアルから外れると混乱してしまいます。

自分で判断し行動ができないのが日本人の弱点です。

知識や教養があってもそれに頼る事が出来ない事が沢山あります。

外国に行くとそれを強く感じます。

いざという時、自分を信じ心から湧いてくる真の言葉が必ず魂に語ります。

その時こそ勇敢に立ち向かい知恵を使うのです。

最後に一言

私はケニアのサバンナに住む原住民である美しいマサイ族の男性ジャクソンに会いに行きました。

マサイ族は5人の妻を持つ事が出来、産まれた子供は村の女性たちがみんなで育てます。

第一号夫人の仕事は牛の糞で家を作る事、サバンナに生きる危険な動物から身を守るため棘がついている垣根の中に家を作ります。

牛の数がマサイ族の富と力を表します。

マサイ族の男性の二十歳の儀式が1ヶ月もつづき、大人になる証に試練が覆い被さります。

その試練はライオンに勝つ事、隣の村から牛を盗む事、命を落とすかもしれない儀式です。

勇敢にもジャクソンは目力でライオンを殺し、牛も盗み立派な村の長老の座に着いたのです。

赤土で髪を整えてビーズで飾られた長い髪は儀式が終わると母親がその美しい息子の髪を切ります。

大人として認められた瞬間です。

その時初めて、マサイ族の若い青年達は涙を流すのです。

ジョクソンも涙を流し長老としての決意を心に刻んだのは彼の勇気ある行動から明らかです。

文明に頼らずサバンナの全ての生き物と共存して生きる、この姿に私は人間の原点を見つけた様な気がしました。

7/7(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。

ぜひ皆さまも応援お願いいたします!

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