皆さまこんにちは。
7/15(金)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!
【辻 みどりさん】プロフィール
人生ナチュラリストで生涯歯科衛生士
はじめまして。
ミセスユニバースジャパン2022ファイナリストの辻みどりです。
私は、京都府北部の山や海に囲まれた、自然豊かな町で生まれ育ちました。
両親は、学校の教師で厳格な家庭で育てられました。
なので子供の頃(小学生)は、プール週2、ピアノ週2、英語、数学、国語、など一週間全て習い事をしていて、当時スーパーハードワークな小学生で友達の間では有名でした。
全ての習い事は、プール以外は高校まで続けました。
まったく遊べなくて、辞めたいと両親にいいましたが、両親の口癖は、『辞めたいは、理由にならない』が口癖で、途中で辞める選択肢はありませんでした。
私も親になり、自分の親と重なる事があり、習い事の送り迎えが大変で親も根気がいる事だったろうにと、今ようやく親に感謝できる様になりました。
他人から見たら、私はふんわりとした様に見える外見も、その反面で、活発で負けん気が強く、根気強さや、粘り強さは、育てられた環境にあると確信しています。
中学は陸上部、高校はバスケ部と、バリバリの体育会系でした。
そんな私も、高校卒業後は四年大学に進み、大学3回生の時に、語学力を高めたいと思い、思い切ってオーストラリアのアデレードにあるフリダースユニバーシティ大学に短期留学していました。
ホームステイしながら、大学に通いましたが、言葉の壁にぶつかり、留学して1週間でホームシックになり、国際電話使用料が1ヶ月で42万円も請求がきて、今までにないくらいに驚いたのを鮮明に覚えています。
でも、親は何も言わず、一括で42万ポーンと出してくれました。
今思えば、私には当時ポーンと出しているように見えましたが、私が知らないと所で一生懸命工面してくれてたのかも知れません。
今でも42万円携帯代事件は、何かと開催される家族行事でネタにされ、一生言われ続ける我が家の事件簿に殿堂入りしています。
ホームシックにかかった時、このままでは、この場所で生きていけないと思い、言葉は通じずとも世界共通ノンバーバルコミュニケーションを取り入れて、沢山の現地の大学生や先生と友達になる事が出来ました。
週末は毎日ドレス着用で、友達のプール付きのお家に呼んでもらってパーティ三昧でした。
今思えば、ぶっ飛んだ非日常世界、一生で一回しかできない貴重な体験でした。
そして、今は英語はまったく喋れません。でも、私は確かに留学した、その事実と経験は消えません。
私の大学時代は、就職氷河期と言われるくらい、どんな仕事につくにも難しい時代でした。
そんな中、医療事務の資格を取りに行く機会があり、それがきっかけで、大学卒業後、歯科医院で1年間勤務し、25歳で歯科衛生士の学校に通う事にしました。
専門学校の2年間は、がむしゃらに勉強し、歯科衛生士国家試験を合格しました。
大学四年間、専門学校2年間、計6年間学校に通わせてもらい、両親のバックアップがあってこそで、両親に感謝する事しかできませんが、その親としての覚悟は、両親を通じて私が受け継ぎ、自分の子供が何かやりたい事ができた時、何も言わずにバックアップできるように、子供に還元していきたいと思います。
今の歯科衛生士という天職に出会い、生き生きと仕事ができるのは、両親の無償の愛とバックアップがあってこそです。
しかし、今正に私の職業である歯科衛生士が全国的な人手不足になっています。
私に出来る事は何かと考えた時、歯科衛生士の知名度をあげる活動が大切で、まずは歯科衛生士と言う仕事があることを知ってもらうことか大切だと思っています。
現役歯科衛生士として生の体験談を伝え続けて行くことが私の使命だと思っています。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
応募した理由は2つあります。
1、私の仕事は歯科衛生士です。その歯科衛生士が全国的な人手不足になっています。
色々問題はありますが、知名度アップや、今の現状を沢山の人に知ってもらいたいと思い、応募しました。
2.自己犠牲をやめ、歳は関係ない、自分自身が1人の女性として生き生きと輝いてる姿を子供にみて欲しいと思い応募しました。
普通の人生だけど、自分らしい人生
人生で悩んでいた時期について教えてください
27歳で結婚して、子供はまだまだ先でいいし、いつでも子供が授かると、安易に考えでいました。
30歳前を迎え、そろそろ子供をと考えた時、中々子供が授からず、産婦人科を受診した時に、先生から出た言葉は、『不妊です』。
頭が真っ白になりました。その日から不妊治療が始まり、まずタイミング療法で、毎日決まった時間に基礎体温を測定し、1ヶ月に一回産婦人科を受信し妊娠確認をするを数ヶ月続けました。
この時点で、もしかしたら子供が一生できないのか?と言う恐怖が付きまとい、不眠になり毎日プレッシャーを感じ、精神的にも究極まで追い詰められていました。
ある時、ふと基礎体温が上がっている事に気づき、病院を受信すると『妊娠です』。
夢にも思った妊娠。舞い上がる気持ちと、赤ちゃんができた事に喜びと幸せを感じていました。
が、そんな幸せは長続きせず、この3ヶ月後、流産。
自分が無力で情けなくて、役に立たない人間におえて、何もしなくても何も考えなくても、自然と涙が流れました。
察した主人が、何度も自分の背中を貸してくれ、何度も何度も主人の背中で声を出して泣き、主人も泣きました。
そんな、私達の気持ちが届いたのか、流産した3ヶ月後に私は妊娠し、そして女の赤ちゃんを無事にこの世に産み落とす事ができました。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?
妊娠し、子供を無事に授かる事ができました。
苦労して苦労していっぱい泣いてできた、待望の赤ちゃんは、今小学校三年生になります。
私達の頃よりも、性教育の授業が早く、小学校1年生から始まってます。学校からの宿題で、妊娠中の赤ちゃんの様子や成長、出産秘話、名前の由来などを子供が私にインタビューしながら、iPadで録画するのですが、どんなに私達夫婦が望んで生まれてきた子だったのかを精一杯の愛情を持って伝える事ができました。
この世に生をもって生まれて来れなかった赤ちゃんがなぜが、その時、ものすごく意味があり、生をもって生まれてきてくれた我が子と重なり、不思議なスピリチュアルを感じたのでした。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?
あんなに苦労してできた子供も、今や反抗期。
いつしか、大人に並に、反抗したり、一筋縄でいかない時があります。
また、病気ではなく、学校に行く朝や習い事になるとお腹が痛いと言う時が時々でてきたり…
一人っ子と言う事があり、知らず知らずのうちに私達両親の期待を一身に受け、プレッシャーに子供ながらに感じていたのかもしれません。
愛情だと思ってやっていた事が逆に子供にプレッシャーを与えていたのではないかと…改めて正解のない子育てに奮闘中です。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!
娘にミセスユニバースジャパンに出場していて、ファイナリストに選ばれている事を話しました。
母でもあり、1人の女性として輝き挑戦してみたいのだと話すと、娘から後日、『お母さんが綺麗になりますように』と書かれた七夕の短冊をくれました。
他人からしてみたら、大した事がないように思えるかもしれませんが、子供ながらに応援してくれてる事に感動と成長を感じ、嬉しくて嬉し泣きしました。
子供が大きくなり、いつか自分の進路や道に迷った時、今の自分の経験が生かされて、大きく背中を押してあげれるような、母であり女性でありたいと、強く思いました。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
伝えたいことは、二つあります。
1、本業は歯科衛生士です。
歯科衛生士は全国的な人手不足が問題になっています。
歯科衛生士が不足すると、1人に対する仕事がオーバーワークになり医療事故が起こりやすい環境になったり、医療の質の低下など、さまざまなな事が起こりやすくなります。
現役の歯科衛生士の立場から、ライフスタイルに合わせた働き方ができる職業である事や、歯科衛生士の知名度アップを図っていきたいと思います。
2.フローイングヨガ、トレーニングを通して、ただ単に歳だからと諦めている人や、迷いや憤りを感じている方、1人の女性として輝きたい、挑戦してみたいと思っている方のバックアップをしていきたいと思います。
ミセスユニバースジャパンの大会出場後に、フローイングヨガの日本大会に出場します。
経験した実体験を伝え、少しでもこの経験が悩める女性に還元できたらなと思っています。
最後に一言
『全ては勘違いから始まる』
一見勘違いかな?と思う出来事も、自分自身を信じ、自己を肯定する事で、新しい一歩が踏み出せます!
【辻 みどりさん】インスタグラムはこちら!
https://www.instagram.com/chouchou.midori/
7/15(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします!
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