皆さまこんにちは。
7/7(金)に行われる、ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの皆様をご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!
【木坂理絵さん】プロフィール
新たな一歩を共に歩む離婚弁護士
初めまして!
ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの木坂理絵です。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
2022年6月末に体調を崩し日常生活もままならなくなり、自分の人生や仕事、健康の大切さについて考えて、自己流でトレーニングを開始したころ、日本大会のことをネット記事で知ったことがきっかけです。
それまで、仕事と育児ばかりで、自分の健康や美しさのことは二の次でした。ちょうど、身体の大事さを考えていた時に記事を目にし、コンテストの趣旨を見てみると、私の仕事のテーマとも重なる女性の社会的地位の向上が謳われていたので、勢いで応募しました。
女性と子供たちの笑顔のために走り続ける
人生で悩んでいた時期について教えてください
新卒の会社員時代、国内電機メーカー法務本部で、中国企業との合弁契約書作成や、国内自動車メーカーとの合同事業に関わる契約書作成等を行っていました。新米社員とはいえ、自分が関わった仕事が、経済新聞の一面に載ることもあり、同僚や先輩はよく喜んでいました。
ただ、仕事を続けるうちに、私は、大きなビジネスよりも、個人の人生に深く関わる仕事をしたい、との思いが湧いてきました。一人で悩んでいても仕方がないので、会社の弁護士などの話を聞き、司法試験(裁判官、検察官、弁護士のいずれかになれる国家試験)に合格しよう、と決めました。
会社員をしながら合格できれば一番良かったのですが、合格率3%の難関突破は、中途半端な勉強では難しく、親に内緒で、ボーナスを貯めて会社を辞めてしまいました!
相談すれば反対されることは目に見えていましたから。収入のない受験生時代はきつかったです。昼は毎日カップ春雨、たまに贅沢する日は300円うどんに、自由にトッピングできるネギをありったけかけて野菜がわりにしていました。
合格した時は嬉しかったです。これから社会の役に立つぞ!という気持ちもありましたが、それ以上に、本音を言えば、職なし収入なしの不安から解放された安堵感がありました。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?
東京と横浜で検察官という仕事を経た後、宮城県仙台市で弁護士を始めました。
はじめに就いた検察官という仕事は、事件と捜査し、被疑者(犯人と思われる人)を起訴し裁判にかける仕事です。一つの事件には、被疑者、被害者、またそれぞれに親、友人、親族など関係者がいます。複数の証言と証拠から動機を解明し、求刑を考える仕事はやりがいがありましたし、自分がいかに狭い世界で限られた人としか出会っていなかったのか、ということを痛感させられました。
その後、29歳の時、宮城県仙台市で弁護士として働き始めました。いわゆるマチ弁(町の弁護士)として、さまざまな事件を扱いました。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?
33歳の時、第1子を妊娠しました。そのころは弁護士として4年目で、仕事をもっと増やしたい、もっとキャリアアップしたいと欲張っている時期でした。
そのため、出産予定日まで働き、出産後3週間で法廷で証人尋問を行うなど、仕事優先の生活を送っていました。とはいえ、初めての育児は大変なことも多く出産後も綱渡りのスケジュールで、だんだん、何のために働いているのか分からなくなってきていました。毎日、苦しい、助けて、と心の中で叫んでいました。
そのような中、東日本大震災が起こったのです。激しい揺れ、その後の津波、電気ガス水道は止まり、余震に怯え、津波でご遺体が多数の丸太のように打ち上げられ、死者数が増大していく日々を過ごしていると、「なぜ私は生かされているのか、何のために生きているのか」という問いを突きつけられているようでした。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!
私は、震災後、それまで所属していた事務所から独立し、自分の法律事務所を設立しました。女性と子供の問題に特化した専門事務所を作りたいと考えたからです。
新事務所では、離婚問題、DVの問題、男女トラブルの問題などを重点的に扱いました。加えて、当時、HPを持つ法律事務所は少なく、一般の方が弁護士にアクセスしにくい、という問題があったので、親しみやすいサイトを作り、気軽に問い合わせや法律相談の予約ができるようにしました。おかげで、多くの女性からご相談をうけ、私一人では身体が足りない状況でした。
その一方で、長男次男は、児童館や保育園のお世話になっており、延長ギリギリに迎えに行き、夕食をばたばたと準備して、急いで寝かせても遅い時間になってしまう毎日で、これでいいのかと自問自答する日々でもありました。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
自分一人の力でできることには限界があります。
私は、弁護士を複数名採用し、一緒に仕事をしながら自分の価値観を伝え、今では、勤務弁護士一人ひとりが立派に女性たちの力になってくれるようになりました。他方、私が仕事でこれまで出会った女性たちは、皆、素晴らしい能力、人柄、技術、経験等を持っているのに、夫やパートナーの心ない発言や態度、親や親族からの決めつけにより、自分の輝きを失っていることも多くありました。私は、そのことにいつも口惜しい思いをしていました。
私は、ミセスユニバースジャパンを通じて、女性がいかに素晴らしいか、そして、そのことに気づいていなかったり、気づかないようにさせられていることがいかに多いか、ということを伝えたいと思っています。
最後に一言
まず、自分の身体と心を大事にして欲しいです!
健康を損ねると、仕事でも趣味でも走り続けることができません。そして、前向きに考えることもできません。
次に、誰がなんと言おうと、あなた自身が素晴らしい!ということを伝えたいです。
【木坂理絵さん】インスタグラムはこちら!
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7/7(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします!
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