こんにちは。ライターのAYAMIです。今回はパリを旅行した気分に浸れる、とびきりチャーミングな映画をご紹介します♡
パリが舞台の映画には、街が持つカルチャー・ファッション・音楽の魅力が詰まっています。映画を通して、パリ旅行を楽しむのはいかがですか?
それぞれの映画には素敵なスポットやカフェ、レストランなどが登場します。映画でお気に入りの場所を見つけて、次回のパリ旅行で行ってみましょう!
美しい映像と音楽が散りばめられたパリの映画の世界へ♡
1|「PARIS JE T’AIME」
街の多面的な魅力を見つけよう
「PARIS JE T’AIME」では、20もの地区からなるパリが持つ、多面的な魅力に触れることができます。我が道を行くパントマイムの夫婦や、パリを訪れた中年女性、イスラム教徒の女の子に一目惚れする少年 etc..ストーリーごとに性別や国籍がばらばらの人物が登場します。
筆者のお気に入りは、舞台女優の女の子と目が不自由な男の子のラブストーリー(上写真)。流れるような回想シーンが鮮烈でかっこいいです。もう一つ、ドラキュラとの愛が描かれる話。ちょっと怖いけれど青白い光に包まれたパリも美しい。
この映画について改めて調べていたら、こんな素敵なMAPを発見! それぞれのストーリーの舞台となった地区が表記されています。このMAPを見ながら、ぜひこの映画を楽しんで欲しいです♪
2|「PARIS」
色彩〜音楽までパリのムードに包まれて
出典:Rue BODIER
「PARIS」では病を抱えたダンサーの青年が、アパルトマンの窓を眺める事で見えてくる人間模様が描かれます。ちょっと暗い顔した歴史学者、天真爛漫な女学生、シングルマザーで社会福祉の仕事をする女性・・彼らの心情や街の煌めきが、綴られていきます。
アパルトマンの窓にいる青年の視点から始まるこの作品。まるで自分が鳥になって、窓からパリに降り立ち、パリジェンヌ・パリジャンの様子を眺めているような気分になれます。
出典:AlloCiné
淡い光を放つ映像の美しさと音楽の美しさも、見どころのポイント。「皆、幸運に気づいていない」と呟く青年のメッセージが、じんわり心に響きます。テーマ曲“Wax Tailor Ft. Charlotte Savory-Seize the Day”の哀愁漂う旋律にも注目!
3|「おしゃれ泥棒/How to Steal a Million」
オードリーと巡るラグジュアリーなパリの街
「おしゃれ泥棒」の英題を直訳しちゃうと「百万円盗む方法」なので、邦題の響きが素敵だな〜と思う作品。Givenchyデザインの衣装をオードリーが美しく着こなしているところも、魅力的な作品です。
美術品収集家であり実は贋作画家である父を持つニコルと、探偵のサイモンがタッグをくんで、とある美術品を盗み出す作戦に・・というコメディ。ロケ場所は高級住宅地が多く、ココ・シャネルも愛したHotel Ritz Parisも登場します。
出典:TOHOLOGY
60sなムードに包まれたラグジュアリーなパリのスポットを、登場人物達が車で巡るシーンがあるので、一緒にドライブするような気持ちで楽しんでください♪
4|Moulin Rouge!
熱狂と陶酔の19世紀パリに想いを馳せて
出典:National Film and Sound Archive
「Moulin Rouge!」はバズ・ラーマン監督の美的センスがぎゅっと凝縮された、まさにエンターテイメント作品。ムーラン・ルージュの花形スターと作家志望の青年とのラブストーリーです。ムーラン・ルージュ=赤い風車のごとく、ニコール・キッドマン演じるサティーンの赤いリップや赤いドレスが鮮烈に印象的。
パリが舞台にもかかわらず、「おしゃれ泥棒」と同じく英語が話され、アメリカのポップミュージックがふんだんに使用されているのがユニーク。バズ・ラーマン監督にしか出せない世界観にぐいぐい引き込まれていきます。
夜に輝くショービジネス界が持つ、花火のような華やかさと刹那的なムードに心踊らされながら、ムーランルージュに想いを馳せては。
「美しい映像と音楽が散りばめられたパリの映画の世界へ♡」まとめ
映画は簡単に海外旅行を脳内トリップできるツール!お気に入りのスポットを映画で見つけて、次回のパリ旅行でぜひ実際に訪れてください。
同じパリという街でも、時代設定・監督・キャストetcの違いでここまで表情が変わるもの。その違いをぜひ楽しんでください♡