皆さまこんにちは。
7/23(火)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!
【山えりさん】プロフィール
愛に溢れた社交的な繊細さん
初めまして!
ミセスユニバースジャパン2024ファイナリストの山えりです。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
私は、独身の頃はフリーアナウンサーでしたが、結婚してから専業主婦として暮らしてきました。
夫が多忙の中、認知症の祖父と若年性認知症の母へのサポートをしながら必死に家庭を切り盛りしてきました。
そんな中、私は、当時浜松になかった若年性認知症家族会を立ち上げ、コロナ禍になるまで活動を続けてきました。
母や私に同じ認知症の当事者や家族の仲間ができたら少しは前向きに生きられるのでは?と感じたからです。
当事者や家族の方々からは、感謝され母の喜ぶ顔がみられました。
また、幼稚園の父母会会長、小学校PTA会長、コーラスクラブ部長、キックボクシング同好会を立ち上げたりと人のためになることは、迷わず率先して動いてきました。
しかし、こんなに色々果敢にチャレンジしても私の心は、中途半端で満たされず、どう生きていったらいいか分からない人生迷子になっていました。
今思えば、人の期待に応える生き方ばかりをしていたからだと思います。
コロナ禍では、長年のスッキリしない体調不良、私自身の心とも向き合いながら、今後の人生について考え、カウンセリング、占い、数秘術等自分を知るための作業を行いました。
去年、生まれつきの才能や資質を知ることができる自分辞典というものに出会い、私は、自分への関心が高く、自分を磨くことが好きである、人前に立ち注目されることで輝きが増す、行動力がある、私の生き様や考え方を発信することに適性があること等を知りました。
その時、私のなかで「コンテスト」という文字がパッと目に浮かびました。
15年もの間、家庭のなかだけで暮らしてきましたが、今一度、私の生まれもった才能でどこまでいけるか挑戦してみたいと思いました。
人は、新しい世界へ飛び込むこと、勇気のいる挑戦ほど人生にブレイクスルーを起こすと言われます。
ちょうど去年からインスタでフォローさせていただいていた方が、ミセスコンテストの世界大会で優勝されていたので、これだ!と思いました!!!
ミセスコンテストを検索すると、目の前に「ミセスユニバース2024のエントリーまもなく終了」の文字がありました。
これは、私のために応募したい。
私が変わるチャンスかもしれないと思い震える指でエントリーボタンを押しました。
自分に優しいは、世界に優しい
人生で悩んでいた時期について教えてください
大学卒業後は、児童養護施設に就職先が決まっていました。
しかし、内定実習中に、どんな経緯で子ども達が生活しているか、児童虐待の場合、親からどんなことをされたか等についてケース記録を読んだりと子ども達と一ヶ月間施設で実習をしている中で、当時の若い私には、荷が重すぎで、気づいたら笑顔が出なくなってしまいました。
この先やっていく自信を持てず内定を辞退しました。
しかし、周りを見渡せば、普通に就職をし、友人からの近況も届きました。
聞けば聞くほど、私は、同年代の友人達が働いている昼間には外へ出る勇気が出なくなり、半年ほどカーテンを閉めたままひきこもり生活をしていました。
何もしていないことに罪悪感がこみ上げ、私は、この先どう生きていくのか、絶望感、不安、焦りしかありませんでした。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?
昼間家に閉じこもる生活を半年ほどしているとき、中学高校時代の友人が、声の仕事のアルバイト募集があることを教えてくれました。
「えりは、人前で話すことが得意だし、声がいいからやってみたら?きっとうまくいくよ!」とのことでした。
それは、地元のコミュニティFMのニュース原稿読みの募集でした。
大学では、社会福祉専攻でアナウンサー志望だったわけでもなく、アナウンススクールにも通ったこともない私でしたが、なぜかときめくものを感じたので応募してみました。
そして面接と原稿読みのテストを受け、数日後には合格通知をいただきました。
地元のアナウンススクールにも通いはじめ、数か月後には、昼の帯の番組でアシスタントをやらせていただくことになりました。
波にのっていた私は、そのあとわかふじ国体という国民体育大会の式典アナウンサーの試験にも合格でき、やる気を評価され、地元の名の通ったアナウンサーの皆さんと肩を並べ務めさせていただきました。
式典では、天皇陛下、皇后様にアナウンスでお声をかけさせて戴けたことも貴重な思い出となっています。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?
わかふじ国体での式典アナウンサーの仕事をやり終えたあとに、NHK静岡のキャスター試験を受け見事合格したのですが、そのあとは前途多難でした。
NHKは、国営放送でもあり、話す上での決まりも多く、窮屈に感じ私には合いませんでした。
取材、台本作り、映像の編集に立ち合ったり。。。
気づくと深夜までよく仕事をしていました。
私の当時の癖は、「どんなときも必ず笑顔でいること」が自分との守るべき約束だったのです。
しかし、実際に心はついていかず、2年目からは、全般性不安障害と診断され心療内科に通院しながらなんとか二年目を乗りきったといった感じでした。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!
NHK静岡での契約が終わり、次を名乗り出てくださった民放局では、夕方の看板番組でのお天気キャスター兼リポーターの仕事をやらせていただきました。
相談さえすれば自由に仕事をすることができ、全てが楽しく充実した恵まれた日々でした。
『癒し系お天気お姉さん』とも呼ばれ、お茶の間の皆さんが愛してくれました。
毎日ビデオカメラを貸り、カメラ片手にミニ三脚を担ぎ、気になる天気や季節の話題について静岡市内を自転車で駆け回り、沢山取材しました。
自分の撮影した映像とともに天気について伝えることができ、心からやり甲斐を感じられました。
また本番中の衣装協力がなかったので、自らお店と交渉をし、テロップを出すことと引き換えに貸していただき、毎週自ら借りにいき一週間分コーディネートし、返却していました。
静岡市内をずっと自転車で駆け回り、たくさんの人が話しかけてくださり、応援してくださいました。
私にとって、話す仕事で人から必要とされた感覚を目一杯味わえた有難い時間でした。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
今までの私を振り返ると、自分の気持ちをおざなりにし、人に尽くすことばかりを優先して生きた時間が長かったと感じています。
なので元気だったはずの私の体は、坐骨神経痛、咳喘息、手湿疹、貧血、低血糖と心身不調の状態になっていました。
そのため、自分自身を大事に整える必要を感じ、私はとにかく自分を優先することを心がけ、丁寧に自分を見つめ、自分のどんなところも許すこと、受け入れること、ヨシヨシ寄り添うことをしてきました。
その中で、ようやく私は、「自分が自分を愛し、労り、満ち足りた愛に包まれた状態でこそ、初めて人になにかを与えたり、人のためになることができる。」という大きな気付きを得ました。
そして、今は、今まで生きてきた中で一番体調が良く毎日が快適で、血液検査の結果まで安定した状態になったのです。
これにはとても驚きました。
私は、ただ最優先に自分の声を聞き、自分を労ることを大事にしてきただけです。
やはり心と体は、繋がっているのです。
まだ周りを見渡すと、必死に人のために生きることが一番と思っている人が多い気がしています。
それが自分にとって生き甲斐で、心がすり減らないのであれば、それでいいのかもしれませんが、大抵の方は、自分をおざなりにしていった後には、イライラしたり、自分のことが分からなくなり、自身が疲弊し、枯渇してしまうといった以前の私のようになってしまうことと思います。
自分に優しくすることは、人から人への循環を通して、世界が優しくなることに繋がることだと思います。
私は、生きていく上で、どんな状況でもまず自分を大事にすること、自分を丁寧に扱うこと、自分のご機嫌は自分でとること、自分を幸せにすることの大切さを伝えたいです。 たとえ些細なことでも構わないのです。何飲みたい?食べたい?と自分に寄り添い、話しかけ、自分が飲みたいものを飲ませ食べさせてあげる。
そんなことでも、自分を労ることとして、とても大事なことだと思います。
自分が満ちていれば、その先に、ミセスユニバースの理念でもある真の与えられる美しい人に自然となれると信じています。
最後に一言
私は家族からも、一年間のうち数日くらいしか本当に元気じゃないよね。
と言われるくらいでしたが、(笑)今は史上最強にとっても元気で満ち足りた気持ちで生きられているのです。
それは、私は人一倍幸せに生きたいと願っていると分かったので、私は私を幸せにしてあげたらいいと、ただその気持ちに寄り添うようになったからです。
私は、生育環境や、元々のHSP(感受性が強く繊細な人)気質も伴い、人一倍共感力が高いところがあります。
傷つきやすかったり、ほんの些細なことで有頂天に喜んでみたり、人の悩みを自分事のように悩んだりと、いつも心が忙しくもあります。
そんな不器用な私だからこそ、私は自分のことが大好きと思うようになりました。
今はどんな自分も受け止め、いいときも悪いときも抱きしめ、受け入れて生きることに決めました。
それでも生身の人間なので、生きているからこその感情の揺さぶりに遭うことはあります。
そんな時も、「そうだよねー、そう思っちゃうよね。辛いね。うんうん、分かるよー。大丈夫大丈夫。」と一番の味方になってあげます。
首をかしげている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、『自分が、自分のことを一番幸せにも不幸せにも出来る。
私が、私の一番の味方である』と信じて日々の生活を過ごしてみてください。
きっと数ヶ月後には、日常の出来事への受け止め方が変わったと思える自分に出会えるはずです。
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7/23(火)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします!
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