皆さまこんにちは。
7/23(火)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします！
Contents
【松本珠奈さん】プロフィール
自分軸で生きるJリーグ初の女性コーチ
初めまして！
ミセスユニバースジャパン2024ファイナリストの松本珠奈です。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
まず先にお伝えしたい事があります、私は日本人ですが生まれ育ちも海外、その上、自慢ではないですが日本語をしっかり学んだわけではないのでケアレスミスや変な日本語があっても温かい目で見守って下さい!
これという理由は無いと思いましたが、考えてみると色々な理由が出てきました。
私にとっては(プロ)スポーツの世界で動いているのでビューティーコンテストとは無縁であった、でもなぜスポーツとビューティーは凄く離れていると考えてみると意外に近い事に気づきました。
スポーツは健康の為に欠かせないパーツ、健康でいる事は体のケアが大事、ケアすると綺麗になれる。
私はＪリーグで初の女性コーチとして新しい扉を開けた事で注目され、特に同性のファンから「憧れです、エネルギーもらった」等と言われることが多かったです。
自分に正直いる事で周りに良い刺激を与えていることを知りました。
スタジアムでスタッフを含めグランドで一番綺麗でいると決めていたので美容に対して興味が深みました。
そのお陰もありグランドで一番綺麗でいるは達成出来ました。
2022年で取材やイベントの機会も増え自分が発信してるありのままが数々な方に変化を齎していると気が付きました。
そこから全国の同性のファンから色々な相談を受けることが増え向き合って全力でアドバイスしていたらネガティブの方がポジティブになったり、一歩踏みでずにいた方が新しいチャレンジを始めたり、私を見て綺麗になりたい等周りで色々な変化が起き始めた。
私が周りに影響を与えていると思っていなかったのでビックリしましたが私が何かにチャレンジすることで周りにもチャレンジしたいという気持ちにさせるかもと思いました。
2023年はミラクルバストの公式アンバサダーのオファーを頂いたりPR活動を頼まれたり今まで経験した事無い新チャレンジばかりでした。
私はチャレンジ精神と向上心は絶対忘れてはいけないと思っているしそれを公言しています。
自分を好きになった今だからこそビューティーコンテストにチャレンジしたいと思い、そこでミセスユニバースジャパンの事を知って出てみたいなと思いました。
しかしそれは当初ただのいつか出てみたいという軽い気持でした。
モデルと思われる事が増え周りからも綺麗だからビューティーコンテスト出てみたらという言葉頂くようになった。
ビューティーコンテストで勿論自分が美人が集まる大会でどういう位置にいるか知りたいのとビューティーキャンプで美を磨きたいや日本大会までの得る経験や知識も理由ではありますが、やはり大きいのはビューティーコンテストにチャレンジすると言った事です。
もう一つの理由は私の考え方や理論(珠奈論)が今までも色々な方の刺激になったのでもっと知ってもらう事で今まで以上に誰かの為になると思っています。
人の前で話すの苦手でしたがそれも克服し今は講演会やスピーチでももっと自分の知識、経験、スキルと考えをシェアしたいと思います。
理由は明確に無いと言いましたが色々ありました。
でもタイミングが決まっていなかったので最終的には軽い気持ちだった所、気が付いたら締め切り直前だったので勢いで応募しました。
私の居場所は現在(いま)
人生で悩んでいた時期について教えてください
私は生まれ育ちがドイツですが純日本人、なので見た目は勿論日本人です。
でも周りと違うのも早い段階で気づき、日本人としてのアイデンティティーを持ちながら現地の教育を受ける事でドイツ人ぽい感じにもなり、日本にいても身長が大きいのもあり同年代と比べ年上に見られていて知能が遅れていると思われた事が凄く多かった。
日本語もカタゴトでしたし(本人は自覚が無かった)外国人と思われたことも多い、案外間違っていないけれど、見た目も国籍も日本人、だが育った環境がドイツだったのでオーラや感覚はドイツ的であった。
私は日本でも外国人として見られ、ドイツでも見た目で確実に外国人、自分は一体何処に居場所があるのかは良く思っていました。
当時のドイツはまだそこまで多民国家にはなっていなくて、外国人だから下に見られるのも屡々、そもそもアジア人は全員中国人と思われていて差別的な発言は日用茶飯事、道路ですれ違いで言われるレベルでした。
外国人であるということだけではなく、容姿についても良く色々言われました特に細い目と低い鼻は良く行き過ぎたイジりの対象になっていました。
日本に拠点を移す予定が無かった私には日本人として生まれた事は誇りに思えることも出来ませんでしたし、自分の顔を鏡で見るのも嫌でした。
一応日本語も母国語であり話せられるのは有難かったですが、ドイツにいる上ではメリット無かったです。
ドイツで生まれたにもかからわず永住権の取得はかなり大変でした、パスポートは日本のなので更新の為にはハンブルクの領事館に行かないと行けないし、身分証明書もパスポート以外通じなくてコピーを持ち歩く必要性がありました。(免許を取得してから免許が身分証明書)
ドイツ人8割日本人2割の私でしたがもっと普通に一人の国民として扱って貰いたかったです。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか？
スポーツを初めてから体も出来上がってきてアスリート体型に変わってきたお陰で変な容姿やナショナリティに対しての声がけは減りました。
これはドイツ人の先入観やルッキズムの話になるが、アジア人でアスリートは格闘家というイメージが強いからです。
クラブの中でも監督始め外国人が多い事で特に自分のナショナリティが嫌に感じる事は無くなりました。
勿論ちょくちょくそういうナショナリティに関して言われることもありましたが気にする事はなくなりました。
色々な日本人に対しての誤解には直面しましたが(一番多かったのが犬や猫食べるよねと言われること)もう何も思わなくなりました。
スポーツを通じて、気弱だった私が自信を持てるようになり、ナショナリティ等自分のアイデンティティの事を考える時間も有りませんでした。
運動も特に得意なわけでも無く、コーディネーションは苦手でした。トレーニングをしっかりやる内に結果も出てくるようになりビリになる回数が減りました。
その内自分が14歳位で初めてのコーチングも行いスキルを選手として、コーチとしても磨きました。
そこから少しずつ自信が付くことで日本人としての誇りも芽生えてきました、ドイツで陸上やっている日本人はほぼいない中で競技をやる事、ボランティアでドイツ陸連に関わる事、チアリーディングで全国大会に行く事等様々な経験を経て外国人であってもスキルでこの悩みを消す事に成功しました。
ラグビー、バレー等のアスレティックパフォーマンスコーチを経験して、ドイツやアメリカでコーチングスキルを磨く事で日本人であっても認められるようになりました。
唯一、私の英語やフランス語がドイツ語訛りで日本人の顔なので変な感じします。
アメリカで世界トップレベルのスキルを学ぶ事で日本に拠点を移すきっかけになりました。
これで成功の道を見つけたと思いましたが…そう簡単では無かったです。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか？
日本に拠点を移し日本での生活がスタートしましたが、伝も少ない中、ほぼゼロからの地盤作り、日本人だし日本語が出来るという謎の自信、でも実際はカタコト(当時の関わっていた周りの方たちは良く私を理解したなと思いました)これに気づく、なおかつ受け入れるまではかなり時間がかかりました。
日本人であるプライドがやっと持てるようになり始めたのに、このプライドが、見た目は日本人で中身は７割のドイツ人である私を、素直に認めることの邪魔をしてた。
見た目はやっと言われなくなったけれどオーラや話し方は外国人またもはや変人扱い。
もう一つ今まで気にしていなかった部分が浮き彫りになりましたそれは自信もった、日本人から見たら鼻高い態度、生意気とも良く思われていたがこれはドイツで自己主張しないと成功は出来ないが日本だと生意気に感じる事が多い。
それに気が付かず周りも言わずに離れて行く、仲々依頼あっても長続きはしなかったです。
当時は私にも原因あるとは気が付きませんでした。
上手くいかず諦めてドイツに帰る考えもありましたが、それは負け犬みたいに感じて絶対に諦めきれなかったです。
日本人として認めてもらえない限り成功は出来ない、自分が変わらないと認めてもらうのは不可能、でもこれに気付かないと変われない。
ニュアンスや立て前も読みにくくて何度もストレートな発言して周りを傷つけた事もあり、馴染むまで時間はかかりましたが今でも苦手な方です。
日本に拠点を移しても自分の居場所は見つからなかったです。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください！
その原因は自分らしくいたいから、馴染もうともしなかった私ですが、それは社会の中で動くのには絶対やってはいけない事。
私はどんなに良い武器を持っていても、その前に人間として磨きをかけない限り門前払いで終わってしまいます。
自分らしくは自己中心(自分に正直、自分を軸に)であって自分勝手ではない。
自己中心は自分の事を受けいれる、自分を認める、自分を好きになる事から始まるし人には絶対に迷惑をかけては行けないと思う。
自分勝手は周りを考えず自分がやりたいようにやり迷惑かけても良いという考え。
私はコーチとして結果を残しても自分のお陰という考えから、私はあくまでも選手が結果を出せられるように導いてるという考えに変えました。
プロなので結果残すのは当たり前ですし結果残さなかったら私はその選手見る価値ないと思っています。
でも結果は絶対に残します! こうやって私のマインドがどんどん変わっていく内に日本人としても認められるようになり、礼儀無い、生意気と思われた方からも応援されるようになりました。
私は相手にどう思われているか関係無く挨拶だったり、感謝等は真の心から思っている時にしかしたくないと思って、嫌われていても、私の事知らないからそう思ってるにも無理は無いです。
真の私で接するようにしました、好かれたり、苦手だったりは相手が決めることなので私を良く見せる所で誰にとってもメリットは生まれないと考えていました。
人間として日本人として認めてもらうようになり、徐々にオファーが増え、オリンピック選手始めパラリンピック選手、日本記録保持者、デフリンピック選手、プロ、アマ、大高中小、キッズまで幅広くコーチングする機会を頂きました、気が付いたら２トップチームと同時契約していました(実業団駅伝、プロサッカー)どっちも過去最高順位なり(ニューイヤー駅伝４位、J3８位)結果には貢献は出来ました。
コーチとして日本で成功が出来たのは目の前の事に常に全力で向き合え、人間として、日本人として認めてもらった上でコーチングスキルを武器に唯一無二の私を作れた事です。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
現在は７割日本人で３割ドイツ人の私。
私は様々な経験を経て今は自分の言動、自分の容姿、自分の考えに自信持てるようになりました。
自分を受け入れて自分を知り、自分を好きになれた事で今の強い私がいると思っています。
私はスポーツの枠だけではなく今は美容のスキルも磨いて、スポーツと美容をリンクして内側からも外側からも女性を輝けるお手伝いが出来たら良いと考えています。
最初は自分の為にチャレンジしたミセスユニバースジャパンでしたが、それがいつか周りに刺激と影響を与える側になっていました。
私は自分の経験や失敗等ありのままに伝えるようにしています、それが周りに勇気やパワーを与えているのは嬉しく思っています。
社会の為には小さい事しか出来ないですが、少しでも誰かの力になるのであれば有り難いと感じています。
ミセスユニバースジャパンを通して伝えたい事はいっぱいありますが、一番伝えたいのは、私の考えでの自己中になれ。
皆が自分軸で行動していれば、周りに自分が伝えたいから、自分が手伝いたいからと思えば、妬み、がっかり、裏切られた等は消えると信じています。
見返りを求めるようになるからこういう感情が沸いてきます。
皆がそうして行動すれば世の中はどれだけ平和で幸せだろう?
最後に一言
元気がなくても良い、落ち込んでも良い、頑張り過ぎるとキツくなるので上手くオンオフのバランスとることが大事。
自分は何故元気が無いでしょうか?
それはキツイ事があるから?
周りが輝いているから?
頑張っても結果でないから?
幸せではなないから?
理由は様々ですが一番聞きたいのは貴女は幸せでしょうか?
これを即[はい]と答える事が出来なければ貴女はその置かれた状況を全力で生きてない可能性が高いかも。
貴女は自分の事としっかり向き合って、自分を好きになって下さい、そうしたら生きる素晴らしさを感じられますから、勿論辛いこともあるし諦めたい時もある。
でもこの気持全員人生で感じている事です。
貴女は一人でいても一人ではない、自分だけがとか思わないで下さい。
ありのままで良いし、特別な存在で無くても良い、変わってても良い、全員人間であるには変わりが無い。
周りの良い所しか目に入らない、でもこの良い所は貴女にしかそう見えてないかも。
本人に取ってはそれだけ失敗や苦労した事で手に入れた可能性も高い、或いはその良い事は本人に取っては良くない事でもある可能性がある。
物事の見方は角度や視線を変えればポジティブにもネガティブにも捉えられる。
一方的に物事を捉えていることが多いでは無いでしょうか?
本当に変わりたいと思えば貴女は変われるし輝ける、但し自分が変わる必要性を満たせばのみ、可能です。
気が付くのがその第一歩。
人生は常に全力で楽しんで下さい。
【松本珠奈さん】インスタグラムはこちら！
松本珠奈さんのインスタグラムはこちら！
7/23(火)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします！
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