MUJ2024

【Mrs. Universe Japan 2024 Finalist】No.22 菅藤裕美 HIROMI SUGATOU ~陽はまた昇った!自分という太陽を取り戻すまで~

皆さまこんにちは。

7/23(火)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。

ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡

こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!

菅藤裕美さん】プロフィール

過去を強みに!女性らしさを体現

初めまして!
ミセスユニバースジャパン2024ファイナリストの菅藤裕美です。

ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ

私は小学生の時、性被害に遭いました。

その経験が、人生に大きく影を落としていた事も事実です。

でも、この過去を強みに変えて同じ経験をして苦しんでいる女性の心に寄り添いたい。

漠然と思いながらも一歩踏み出す勇気がありませんでした。

しかし、挑戦しなかったことを後悔し続けるより、私は挑戦する道を選ぶ!と強く決意しました。

そして、私にしかできない社会貢献ができる場で自分を活かしてみたいと思いミセスユニバースに応募しました。

陽はまた昇った!自分という太陽を取り戻すまで

人生で悩んでいた時期について教えてください

私は小学生の時、性被害に遭いました。

そのことを周りに知られてしまうことを一番気にしていました。

性被害に遭ったことが恥ずかしいという気持ちが強かったからです。

私は悪くないのにどうしてこんな思いをしなければいけないのだろうと、あの日のことがなかったことになればいいのにとずっと思い続けていました。

子どもの頃の夢は、コンテストやオーデションに応募してステージで自分を表現することでした。

しかし、目立つことをすると過去が知られるかもしれない…

この事に限らず、進学など少しでも環境が変わるたびに恐怖心が私に付きまといました。

苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?

思い切った決断や行動ができないまま、社会人になりました。

19歳の時、隣の市のミスコンがあることを知りました。

隣の市ではありますが、就職した会社があることや子供の頃は両親と買い物や食事をしたり楽しい思い出がたくさんあり、私にとってはとても身近に感じていた場所でした。

夢を諦めたことを思い出し、挑戦してみようと思いました。

結果は合格! 1年間、市のPRをすることになり今までになかった経験が出来ました。

私の過去を知られることもなく、とても安心したことを覚えています。

これからは前向きな挑戦をたくさんしてみようと思いましたし、自信を取り戻すことができた最初の成功ストーリーです。

それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?

20代中頃から家業の養鶏場に就職しました。

その頃は、どの業界も男社会が強い傾向にあり、養鶏業も例外ではありませんでした。

男性を過度に敵視する一面もあり、常に負けたくないという思いで仕事をしていました。

性被害に遭ったことは男性の力に負けたこと、と捉えるようになっていた時期でした。

しかし「女性は結婚しないとこの業界では認めてもらえないよ」などと言われ、環境でも負け続けて生きていかなればならないのかと、悔しい思いをしました。

辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!

30代になり結婚、そして離婚。

その後、家業の養鶏場の代表に就任しました。

自分の気持ちは相手に伝えなければ分かってもらえない。

自立した大人の女性として生きようと、40代は自分と向き合って過ごしてきました。

性被害に遭ったことで消極的になっていた自分。

ミスコン挑戦で前向きになれたはずですが、男性社会で仕事をすることでまた自信をなくしていました。

しかし、残りの人生をステキな笑顔で過ごしていきたい。

女性を楽しんで、人生を謳歌したい。

そんな思いが強くなりました。

仕事の面では、「農業女子」という言葉も出てきたことで女性の視点にスポットが当たり始め社会全体として大きく環境が変わったように感じます。

私自身一人を女性として認めてほしかったのではなく、社会全体に認めてほしかったのだということに気がつきました。

自分を内観し変化させたことで、過去を乗り越え自分の使命も見つかりました。

私の心の変化は、人生の中でも大きな成功体験です。

私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと

私にしかできない社会貢献がしたい、そう思ったきっかけは小学生の時に私の身に起こってしまったことにあります。

あの日から今日まで、思い出したくなくても幾度となく頭の中をよぎってきました。

私は家族の支えがあり、前向きに人生を歩むことが出来ました。

しかし、性被害に遭われた人の中には、精神的、肉体的な苦痛から社会生活が困難になっているかたもいます。

辛かった経験を忘れて生きることは難しいことです。

性被害に遭われた人の中には、自分に非があるから被害に遭ったと非難され、心の傷を深くしていく場合があります。

書くことはできても、実際にお会いした方に「私は性被害に遭いました」と告白するのはまだ難しく、言葉にできないでいます。

私は性被害者の方に、自分らしく前向きな人生を取り戻してほしいと願っています。

性被害に遭った人の心の傷を知ってほしい。

人生の中の様々なシーンでいつも何かしら悩みながら生きてきました。

同じような経験をした私なら心に寄り添っていくサポートができると思っており、今後はボランティア活動に参加したいと思っています。

性被害に遭ったことをこの場で告白するべきか迷いました。

腫れ物に触るような接し方をされたり、何年も前のことなのに今さら何なの?と思う方もいるかもしれないと思ったからです。

しかし、この事実に触れずに自身のことを語ることはできません。

私がミセスユニバースに挑戦することで、過去を乗り越えて女性として自信を持てることを証明していきたいです。

最後に一言

性被害に遭った翌日、母は私に「心機一転がんばろう!」と言ってくれました。

その言葉は励みになり、辛いことがあるといつも思い出しました。

一寸先は闇ではなく希望の光です。

前を向いていれば、きっと向かう先に光が当たります。

菅藤裕美さん】インスタグラムはこちら!

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7/23(火)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。

ぜひ皆さまも応援お願いいたします!

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