モデルの向き、不向き
最近モデルに興味のある男女から「モデルに必要なセンスってなんですか?」とよく聞かれます。
- 見た目の美しさでしょうか?
- 身長でしょうか?
見た目を人からよく褒められたり、身長が高い方は『モデルさんみたい』『モデルさんになればいいのに』と言われることが多いのではないでしょうか?
身長や見た目の美しさは本質ではありません。
モデルは、商品やサービスのよさを表現力やセンスで人に伝えて、販促を促すことが仕事ですよね。
今日は私が思うモデルに必要な3つのセンスについてお伝えします。
チャレンジ精神がある
モデルの仕事は華やかな場面が目に付きますが、オーディションで落ちた経験がないモデルは有名人でもまずいません。
トップモデル、ミランダ・カーも「私自身、数え切れないほど拒絶された。だけど個人攻撃と受け止めずに、楽しむようにしたわ。」と言っています。
そんななか、チャレンジし続けた結果いまがあるのですね。
オーディションで選ばれるモデルは、見た目、表現力、雰囲気やオーラ、本人の影響力などが、モデルに仕事を依頼したい企業のイメージと合う人を選びます。
つまり、もしもあなたが選ばれなくてもあなたが選ばれたほかのモデルよりも見た目が劣っているからではありません。
しかし、そのような環境でも、50%以上の確率でオーディションに受かるモデルと、5%あるいはそれ以下の確率でしかオーディションに受からないモデルがいます。
その差はなんでしょう?
それはチャレンジ精神でしょう。
オーディションに落ちても、あなた自身が否定されているわけではありません。
しかし、ターゲットが男性か女性かによってクライアント企業がモデルに求める笑顔のイメージは変わります。
自分の表現力を磨き、普段と違うテイストの写真をBOOKに入れるなどしてポートフォリオを充実させていく。様々なポージングを学ぶ。
そのように反省と向上を繰り返す、チャレンジ精神のある人はモデルに向いていると言えるでしょう。
美意識が高い
モデルはオーディションや仕事で常に体型や肌の状況を人に見られ審査されます。
体型維持のための運動やダイエットをしたり、肌をキレイに保つためへのスキンケア。
これらは仕事のためだけに続けるのは、けして簡単なことではありません。
普段からの美意識への興味が大切なんです。
例えば、新製品の化粧品や、最近流行のトレーニング方法を取り入れてみる。
メイクさんやスタイリストさんにアドバイスしてもらって、新しい髪型やメイク、ファッションを試すのが好き。
もしも、今自分に自信がなくても、興味さえあれば、あとは努力によって美意識は見につけることができます!
私も、学生の頃からフィニッシングスクールという、ウォーキングやメイク、スピーチなどを教えてくれるレッスンに通っていました。
現在皆さんにレッスンのオススメを聞かれると、全員モデル、ミスコン経験者のSt.Beauty(セイントビューティー)をお勧めしています。
何度も見学させてもらっていますが、レッスンのはじめと終わりでわかりやすく皆様効果が出ています。
そして何より大事なことは、経験をこなすこと。
撮影は何度も写真を撮られ、出来上がりの写真を自分で見ること。そして人の評価を受けることによって、ブラッシュアップされていきます。
オーディションでなかなか決まらず、私モデルに向いていないのかな?と、思ってしまっているあなた、まだできることはありますよ!
そういった美への高い意識をもともと持っている方、貫ける人は年齢を重ねても活躍し続けていますね!
カリスマ性があると言われたことある
まわりの人に「その服どこで買ったの?」「メイク教えて」とよく聞かれる人もいるのではないでしょうか。
モデルとは、ファッションや商品を人に勧める仕事です。
また、言葉や文章で商品やサービスの良さを勧めるのが得意な方もモデルに向いているといえるでしょう。
そもそも、カリスマ性とはなんでしょうか?
私の考えるカリスマ性とは、その人の内面から現れる自信と責任感が人に与える影響から溢れていると感じます。
モデルに求められることは、ただ綺麗なお人形さんではなく、見た人に良さを伝えるという仕事です。
普段から努力ができる人。
その努力によって、人に憧れられるカリスマ性のある人は、モデルに向いているといえるでしょう。
まとめ
本日はモデルに必要な3つのセンスについてお伝えしました!
- チャレンジ精神がある
- 美意識が高い
- カリスマ性があると言われたことある
ご自身に当てはまると思いますか?
今センスがないからといって諦める必要はありません。
もし今は当てはまらなくても、自分を知る努力や経験を積む努力でモデルに必要なセンスは身についていきますよ!