MUJ2024

【Mrs. Universe Japan 2024 Finalist】No.17 坂本真由美 MAYUMI SAKAMOTO ~歌が繋いだ贈り物~

皆さまこんにちは。

7/23(火)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。

ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡

こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!

坂本真由美さん】プロフィール

国内外で活動するソプラノ歌手

初めまして!
ミセスユニバースジャパン2024ファイナリストの坂本真由美です。

ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ

 私の人生の転機は突然やって来ました。

福岡で生まれミッションスクールに通っていた私は毎朝の礼拝で讃美歌を歌うことが大好きな高校生でした。

ある時それを見ていた音楽の先生から声をかけられたのです。

「あなた、声がとてもいい。音楽の道に行ってみたら?」

先生のこの一言がきっかけで私は周囲の応援も受けて高校二年生の時普通科から音楽科に編入したのです。

それからはひたすらピアノと歌のレッスンに打ち込み音楽の勉強を始めて短い期間だったのですが無事に東京の音楽大学に入学する事が出来ました。

そして卒業後は声楽の技術の勉強のためドイツに留学しました。

福岡の田舎で育った私が音楽大国ドイツで、本格的なクラシック音楽やオペラと出会った時の衝撃は、今も忘れることができません。

あれから45年の月日が過ぎ、私はソプラノ歌手として今も世界中で活動しています。

高校時代の先生の何気ない一言、それに触発されて行動に移した勇気とその後のたゆまぬ努力が今の私を作りました。

そして今回同じような気持ちでこのミセスユニバース日本大会に応募しました。

歌が繋いだ贈り物

人生で悩んでいた時期について教えてください

 ドイツ留学時代、今の夫と出会い、若くして子供を授かりました。

その頃、週に2回の授業の他に個人レッスンも受けていました。

リサイタルを開きたいという夢に向かってこれからという時に、妊娠という事実は想定外の出来事で、まさにマタニティーブルーになってしまいました。

 出産後は赤ん坊をおんぶしながら歌のレッスンを受けたり、授業のある日はベビーシッターさんにお願いしたり・・・。

歌の勉強と育児を両立しなければならないこの日々が、私の人生で最も悩みが深い時期でした。

苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?

 当時は、地元の教会で歌う仕事が入ってきており、もっと上手に歌おう、もっと歌を学びたいという情熱は高まるばかりでした。

もちろん専業主婦になろうなど夢にも思いません。何があっても歌を止めることなんてできない・・そんななかでの育児は大変なプレッシャーでした。

そのころ、私たち家族に温かく手を差し伸べてくれたドイツ人ファミリーがいました。

日本人である私がドイツリート(ドイツ歌曲)を必死に学んでいることに理解を示して、育児をサポートしてくれたのです。

言葉にしたら簡単ですが、育児のお手伝いは大変なことです。人種を超えて、我が子をケアして下さったことは忘れられない思い出です。

 歌に夢中なママですが、今では子供たちも理解してくれています。

主人、子供達 そして私達家族と私の音楽を支えてくれた全ての人達に心から感謝しています。

それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?

 歌手としての活動と家事や育児の両立は困難を極めました。

というのも、海外在住では、育児で両親の支援を得ることもできない一方、子供達は病気や怪我などの不測の事態もある中で、活動が大きく制約されました。

時には演奏のオファーを断わざれを得ないこともありました。

 育児で疲弊しながらも、なんとか活動を続けてこられたのは、主人や友人達の支えでしたが、その頃は苛立ちを覚えることもあったように思います。

辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!

ルワンダとの出会い

 夫の仕事の関係で、フランクフルトを皮切りに、シンガポール、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、モザンビークなどに駐在しましたが、アフリカに初めて足を踏み入れたのは、今から10年前に赴任したルワンダ共和国でした。

子供たちは大きくなり日本で就学していたので、夫と二人での赴任でした。

 試練はすぐに訪れました。

ルワンダに着任して1週間も経たないうちに夫が出張で東京へ。

初めてのアフリカ・・・。

 舗装されていない道路が多く聞き慣れない言葉を話す新天地に独り残された私は、外に出るのも 怖く、寂しくて、不安でいっぱいでした。

そんなある日、再び人生の転機が訪れたのです。

住んでいた家の裏から、1人の女性の声がしました。覗いてみると、外国人女性が立っています。

行ってみたら彼女はドイツ人でした。

彼女に目的を聞いてみると、ボランティア活動でルワンダに来ているというのです。

  ルワンダ共和国といえば、民族間同士の虐殺「ジェノサイド」が行われてまだ30年しか経っていない歴史があります。亡くなった人数は110万人を超える大規模なものでした。

ドイツ人女性 は、その時にみごもってしまった女性や子供たち、そしてエイズに罹患してししまった母親たちを支援する団体で活動していたのです。

私にも何か出来ないものか、心が動かされた瞬間でした。

それから私は、現地の人たちと積極的に会い、話をすることに時間を割くようになりました。

そこで出会ったのがマリー・ルイズ永遠瑠(とわり)という女性でした。

彼女はジェノサイドを経験したのち、日本に身を置きました。

現在生活の拠点を日本に置いて日本人に帰化しました。

そして彼女は日本全国で講演しルワンダに学校を建てて子供達の教育に力を入れています。

ドイツリートを歌うことが生きがいそのものであった私と、ルワンダをつないでくれたドイツ人女性との出会い。

この奇跡のようなご縁が、私の人生をより豊かなものにしてくれました。

帰国した私は、日本の皆様にルワンダを知っていただこうと「日本ルワンダ協会」設立しました。

「コーヒーコンサート」と称してルワンダコーヒーや伝統工芸、ゴリラの魅力などを紹介するコンサートを開催しています。

私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと

 ミセスユニバースジャパンを通して、社会にお伝えしたいことは、日本は住みやすい国ですが、どこにいても新しい学びが必ずあるということです。

私の半生を振り返ると、今、充実した人生を送れるのは、自分の力だけではなく、出会いから広がるたくさんのチャンスが自分を成長させてくれました。

最後に一言

 過去の自分を深く考察し、本当に自分のやりたいこと、なりたい自分を見つけてください。

そうしたら、そのために前を向いて歩いてください。

過去の悲しい思い出やネガティブな考えにはもう反応する必要はありません。

楽しく幸せな未来だけに目を向けてください。

坂本真由美さん】インスタグラムはこちら!

坂本真由美さんのインスタグラムはこちら!

7/23(火)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。

ぜひ皆さまも応援お願いいたします!

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