皆さまこんにちは。
7/15(火)に行われる、ミセスユニバース日本大会ファイナリストの皆さまをご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!
【鈴木さくらさん】プロフィール
他軸をすて自分を生きる女性
初めまして!
ミセスユニバースジャパン2025ファイナリストの鈴木さくらです。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
長女で公務員。ずっと裏方が性に合うと思って生きてきました。でも本当の本当は、「私も表舞台で輝いて生きたい。」そんな気持ちを心の奥底にもっていた事に気づきました。
きっかけは、3年前に本コンクールに出場した知人の輝きに羨ましいと感じている事に気づいた事でした。彼女の自分の可能性を信じ、挑戦し、夢を1つ1つ叶えて自分のやりたい事をやり切って生きている姿に「羨ましい。でも本当は私もやりたい。」そんな風に感じている自分に気づきました。
人の幸せのために真剣に頑張れる自分も素敵だけれど、「どうせ私は無理だ。恥をかくだけだ。」と本当の気持ちに蓋をして、願いを諦め、自分の望みや幸せをおざなりに生きる人生はとても悲しい事だと思いました。自分が自分の可能性を1番に信じ、挑戦させてあげられる人生にしたい。そう思い、応募しました。
他人のための人生から自分を信じる人生へ変えた公務員
人生で悩んでいた時期について教えてください
お寺の娘である母に4人兄弟の長女として育てられてきました。きちんとすること人に与え優しくすることが当たり前として生きてきました。仕事も小学校の教師として子ども達や保護者の方に誠実に接し、献身的に働くことが当たり前だと思っていました。その結果、朝8時から午後3時までトイレも水分も摂らなくても平気な身体になり、夜遅くまで働き、家にはご飯とお風呂、睡眠のために帰る生活になっていました。それでも、人に喜んでもらえる仕事は素晴らしいものだと思い生きていました。「私もOLさんのように仕事が終わった後に大好きなカフェに行って、ほっとしてから帰ってみたい」それがその頃のささやかな、でも心からの願いでした。
年齢を重ねるにつれて、難しいクラスも担任させて頂けるようになり、段々とそれまでの何事も笑顔でこなしコツコツと頑張る生き方では対処できない場面が増え、苦しいと感じる事が多くなりました。
「人に頼るのは恥ずらしい。自分で全部やらなくてはいけない」「きちんと頑張らないと人に迷惑をかけてしまう」「休みたい。でも担任の私がいないと代わりはいない」そんな風に、心の囁きを無視してまだ私は頑張れるはず、そう思って我慢し続けました。
その結果、顔以外の体中に蕁麻疹が出るようになり、ふとした瞬間に涙が溢れる事が多くなっていきました。
そのため、次第に「生き方を変えなくてはいけない」と真剣に考えるようになりました。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?
「生き方を変えなくてはいけない。」蕁麻疹に苦しみながら生き方を変える必要性を感じた私は、目についた方法は何でも試していきました。心理学、脳科学、コミュニケーション術、様々な本を読み、講座に通いました。その結果分かったのは、私は誰かのために自分を押さえる癖があること、コミュニケーションの源は親子関係にあり母によい姿でなければ受け入れてもらえないと思いこんでいたこと、更にそれが基本的な他者とのコミュニケーションに反映されていること、自己肯定感と自己効力感が低い状態であり育て直す必要があることでした。今まで知らなかった分野の知識を得て、自分のおかれている状況が理解できるたびに、自分を囲っていた世界に光が差してくるようでした。
それから一つ一つ、自分の心の声を大切にするようにしました。8時から15時までトイレに行かなくても耐えられる体になっていたのを「トイレに行きたい」と思ったら素直に行ったり、計算して会話をするのを止めて素直な気持ちを周りの人に話したり、毎日持ち帰っていた仕事を思い切って持ち帰らずに学校だけで工夫して終わらせたりするようにしていきました。そうして、他者に完璧だと思われたい、関わる人のために自分の力を完璧に出し切らないと価値がないという価値観を一つ一つ手放していきました。
価値の軸を他軸から自分軸に変えた私は、母との関係も見直していきました。今まで「母にどう思われるだろう。」と計算をしてどこか遠慮をしてコミュニケーションをとってきたやり方から、母を信頼して自分の素直な気持ちを伝えるコミュニケーションに変えていきました。今までとは違う反応をする私に戸惑いながらも、母は受け止めてくれるようになりました。完璧主義を止めて他者を信頼して生きるにつれて、自己を肯定する気持ちや自己を信じる気持ちが大きく育っていきました。そして、母だけではなく、次第に他者への安心感も手に入れていきました。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?
自分の気持ちを受け入れ、我慢を手放していくと、世界と他者への安心感を手に入れることができました。すると、次第に蕁麻疹が収まってきました。母との関係も良好で安定感のあるものに変化したと感じ、仕事も居心地のよい所へと変わり、穏やかに毎日を過ごせるようになっていました。
苦しさが消え、毎日を穏やかに過ごせるようになった頃、ふいに「結婚しよう」と思い立ち、婚活をすることに決めました。活動を始めると、順調に彼が出来て、1ヶ月後には「結婚しよう」と言われました。けれど、急に恐怖が襲いかかり、どうしても頷くことが出来ない自分に気づきました。「両親はどう思うだろう。」手放したはずの他者からどう思われるだろう、私の決断は間違うかもしれないという気持ちに襲われました。
そこから、突然の恐怖から自分と向き合い考えるうちに、自分の人生を決める基準を他者の価値観に合わせていたことに気づきました。
順調に良いと言われることをこなし、周りの人が敷いてくれたレールに乗って進んできた人生を振り返り、私はどんな人生を送りたかったんだろうと本当に欲しいものに手を伸ばす選択をすると、改めて決める決意をしました。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!
「結婚に逃げずに自分の人生をもっと充実させる。」「遠慮をしないで自分のやりたいことを本気でやり切る。」そう決めた私は、仕事内容で一番好きな「授業づくり」に特化して努力を重ねていきました。先輩に教えを請い、納得するまでやり切るうちに子ども達の成績が上がっていくことに気づきました。「先生の説明は分かりやすい」「勉強が楽しい」そんな声が聞こえるようになり、学年末の学力テストで前年度から平均値を5ポイント上げることができました。そしてその結果を受けて、憧れだった研究校に転勤をすることが決まりました。県の中でもトップクラスに授業が上手な先生と一緒に研究が出来ることは、大きな喜びとなり、憧れだった大学の指導教授に「今回の中で1番授業が上手い」と言って頂けた時、あのまま仕事を諦めて結婚しない決断をしてよかったと心から思いました。
自分を理解するために始めた心理学、脳科学、コミュニケーションも児童理解をする上でとても役に立ちました。心の状態をよく理解した上で関わることができるようになり、子ども達の成長を引き出すことができるようになりました。今では「3ヶ月あればセルフイメージを変え、行動を変えることで結果を出してあげることができる」と自分の指導力に自信を持つことが出来るようになりました。実際に学年の終わりには「先生のクラスになってから変われた」と感謝されるようになりました。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
「分かりやすく教えること、セルフイメージを変え自己実現を叶えさせること」は私の得意なことであり、人生を通して他者に与えられるものであることに気づきました。今後は、対象を子どもだけでなく、大人へも広げていこうとアロマトリートメントや脳科学、心理学の学びを深めています。体と心を大切にし、本当に欲しいものを諦めない生き方を新しい挑戦を通して叶えていっています。また、現在は自分の生きたい人生に合ったパートナーにも出会い、良好な関係を築くことができています。
私たち女性は、良き娘、良き社会人、良き妻、良き母、と多くの役割を求められて生きています。誰かの求める正解を生きて、疲弊している女性も多く見かけます。他者を思いやれる優しい人ほど、自分よりも家族や子ども、仕事を優先して生きているのではないでしょうか。しかし、自分も他者も幸せになれる選択肢が必ずあります。自分も他者も幸せな世界を一緒に創っていきましょう。
最後に一言
人生の悩みの中には、それまで思いもしなかったような大きな飛躍のチャンスが眠っています。自分と向き合い、他者と自分を信じることで新しい可能性が花開きます。自分も、世界も、幸せになる選択肢を選んでください。あなたが本当の意味で自分を満たすことができた時、真に他者へ与えられる人になれます。
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7/15(火)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします!
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