皆さまこんにちは。
7/7(金)に行われる、ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの皆様をご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします！
Contents
【雨松美菜さん】プロフィール
トランスジェンダー女性のカリスマ的存在
初めまして！
ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの雨松美菜です。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
私がミセスユニバースジャパン2023にチャレンジする事になった理由は、 私自身がLGBTQ当事者で、男性として産まれ、 現在は女性としての戸籍を手に入れた事にあります。
せっかく私⾃信が望んで⽣きる道を⼿に⼊れたのだから、⼀⼈の⼥性として輝きたい、 そして私と同じ悩みを持っているLGBTQ 当事者の皆さんをリードしていける様な カリスマ的な存在になりたいと思ったからです。
性別を超えたその先の未来へ
人生で悩んでいた時期について教えてください
私は4⼈家族の次男として産まれました。 幼少期から、⾃分の性別には違和感を感じていて、兄の様に男の⼦の好きなアニメやおもち ゃには興味を持つことがなく、ぬいぐるみや可愛い物が⼤好きでした。
その為、同級⽣達からは、おかま！などと、からかわれる事も多く、 家に閉じこもる⼦供でした。
家の中では、⺟の化粧品をこっそり使って⾒たり、ヒールを履いてみたこともありました。
でもそれは、男の⼦がしてはおかしな事として叱られました。
どうしたら本当の⾃分になれるのか、悩む毎⽇でした。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか？
⼤⼈になり就職してからは、私を理解してくれる職場に恵まれて、 仕事にもやりがいを感じていました。
その頃1⼈の男性と出会いました。
私はその頃も家族にはカミングアウト出来ずにいて、そんな私を⾒た彼は、 本当の⾃分で居てもいい時間を沢⼭くれました。
同棲を始めた頃には、彼の後押しもあり、 家族へのカミングアウトと理解を得ることが出来ました。
あの頃私を叱っていた母は、今は1番の理解者で応援をしてくれています。
彼とは⽣きていく道が別れましたが、出会いに感謝しています。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか？
私が仕事をしていた頃は、職場での多少の理解はありましたが、 世の中はまだまだ、LGBTQについて広くは知られてはいなくて、 取引先から私の髪の長さなど指摘され切る事を条件にされる事もありました。
仕事ができるかできないかではなく、 見た目だけで判断されることが嫌で会社を辞めました。
その頃に、パートナーからのDVにもあい、心身共に辛い日々でした。
私を後押ししてくれた大切な方でしたが、耐えられずお別れしました。
そこからの私は、数々の仕事を経験しました。
BAR、ラウンジ、ガールズバー、ショーハウスで苦手なダンスをすることもありました。
夜のお店で仕事をして、自分自身の生活を維持することでいっぱいで、 いつか受けたいと思っていた性別適合手術を受けることが、 どんどん先延ばしになっていました。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください！
私の⼈⽣は、良き⼈との出会いと繋がりで今現在があります。
現在運営しているBARも、 数々してきた仕事で出会った⽅から引き継ぎのお話を頂きました。
世の中が、コロナ感染症でパニックになる中、私のBARも休まざる得なくなりました。
しかし、私にはチャンスが訪れました。
35 歳までに、性別適合⼿術を受けられなければ諦めてしまおうと思っていたのですが、 海外渡航が厳しい中でも奇跡的にタイのバンコクにて、⼿術を受ける事が出来ました。
それも、家族の応援や、沢⼭の友⼈の後押し、 ⼿続きなどお⼿伝い頂いたコーディネーターの⽅などの⼒があって出来た事です。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
現在SDGsが広がりを⾒せ、その中でも、LGBTQについて触れています。
⽇本ではまだまだ理解が少なく、⼼を痛めていたり、 ⾃分を偽って⽣活している⽅が沢⼭居ます。
LGBTQ当事者として、私の経験などを元に同じ立場の人達と繋がり、 声を聞き、世の中に理解を広めていきたいです。
誰もが⽣きやすい世界を作るために、私の声が役に立てばと思います。
最後に一言
初めの1歩を踏み出すのはとても勇気がいることです。
でも、踏み出さなければ、現状からの変化を起こすこともできません。
⼈⽣にアクシデントや、エラーは付き物です。
それ以上に⼤切な出会いや発⾒はあるはず！
⾃分⾃⾝のゆらがない⽬標へ向かって胸を張って歩いて⾏きましょう。
【雨松美菜さん】インスタグラムはこちら！
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7/７(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします！
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