皆さま、こんにちは♡
前回は、こちらの記事で「ロンドンでのアフタヌーンティー」についておすすめをお伝えしました。
紅茶の本場英国では、親しくなったらまず、「お茶はいかがですか? ( Would you like a cup of tea? ) 」 と聞かれるほど。紅茶を飲むことは日々の生活と切っても切れない大切な習慣です。
早朝のアーリーモーニングティー、朝食のブレックファーストティー、アフタヌーンティーにハイティーなど、英国では1日のさまざまな場面で紅茶を飲みますが、「アフタヌーンティー」は特別です。
そんなアフタヌーンティーを、ぜひおうちでも取り入れてみましょう♡
今回は、おうちで揃えたいイギリスで人気のティーセット5選、またその茶器ブランドの歴史についてお伝えいたします♪
早速行ってみましょう♡
Contents
英国で唯一「ロイヤル」と「クラウン」2つの称号を持つ♡ロイヤルクラウンダービー
ロイヤルクラウンダービーは、1750年の創業から260年に渡り、英国王室やたくさんの貴族に愛されてきました。
デザインから転写紙の製作、ハンドペイントに至るまで、全ての工程が英国・ダービー州の社内で行われており、その高い技術力や美しいデザインから、格式高いライフスタイルの象徴とされています。
英国王室に重用され、チャールズ皇太子御結婚の際にも引き出物にもロイやルクラウンダービーの製品が選ばれました。
皆さんもご存知の「タイタニック号」の一等船室の食堂で使われていたのも、ロイヤルクラウンダービーの食器だったのだそう。
そんなロイヤルクラウンダービーのティーセットはどれもとても品があって、美しいものばかりですが、中でも一番ゴージャスに見えるのが「ゴールドエイビス」シリーズ。
出典:ロイヤルクラウンダービー
また、マリーアントワネットのシリーズもバラの花がとても可愛く、上品でおすすめです♡
出典:ロイヤルクラウンダービー
キュートな花柄が日本でも大人気♡ウェッジウッド
↑素敵なご自宅は雑誌にも紹介された、Bellissima Japanの石塚茉希さん(@makii1207)のご自宅から。青い食器がウェッジウッドです。
日本でも有名なウェッジウッド。その歴史をご存知でしょうか?ウェッジウッドは、「英国陶工の父」ジョサイア・ウェッジウッドによって創設されました。ジョサイア・ウェッジウッドは、とても研究熱心。彼は「これまでの陶芸を一歩進めて、芸術の域まで洗練させたい」という信念を持っていました。完璧を目指して実験を重ね、白い器を作るのが難しかった当時にしては画期的な、透明感のある乳白色の「クリームウェア」が生み出されました。
↑石塚茉希さん(@makii1207)のご自宅から。お皿とコーヒーカップ、お水のグラスまでウェッジウッドで揃えられています。
ウェッジウッドの発展は産業革命の時代と重なっていて、多くの製造業は安価な大量生産が主流となりますが、ウェッジウッドは同業他社よりも高価格帯での販売を主流とし、デザインやイメージ、マーケットで他社との差別化に成功したと言われています。
「質の高いテーブルウェアをより多くの人に」というジョサイアの精神は創業当時から、現在まで変わらずに受け継がれ、世界の食卓を彩っています。
ウェッジウッドはかの有名な女帝、ロシアのエカテリーナ2世から、50人分の食器を注文されたこともありました。この食器は今もロシアのエルミタージュ美術館に展示されています。
皆さんもよくご存知のワイルドストロベリーのシリーズは、日本でも大人気。可愛いストロベリーの柄が、テーブルを彩ます♡
出典:WEDGWOOD
ゴールドの装飾がポイント♡エインズレイ
気品溢れるゴールドの装飾が美しいのがエインズレイの特徴です。
エインズレイは、18世紀にスタッフォードシャー(シャー=州の意。)の炭坑の経営者だったジョン・エインズレイによって設立されました。
エインズレイの高い技術と伝統を守るスタイルはヴィクトリア女王にも大変高い評価を受け、王室の真似をした貴族達からも注文が殺到し、生産が間に合わないほどだったというエピソードがあります。ダイアナ元妃の成婚時にもエインズレイの陶器が選ばれています♡
↑とっても可愛いブルーの柄はこちら。
イギリス最古の名窯♡ロイヤルウースター
ロイヤルウースターは現存するイギリス最古の名窯の一つです。手にしてみると、安心感のある厚み。ロイヤルウースターの製品は、どことなくほっとする白さで、ティーカップに口をつけた瞬間に温かみを感じます。なんと、ロイヤルウースターは18世紀に当時の国王より王室御用達の勅許状を授与されたこともある、伝統のある製品です。
数あるロイヤルウースターの製品の中でも、英国の動物学者、ハンナ・デールによって可愛い動物たちが描かれたこちらのティーセットは、テーブルを可愛く彩ってくれます♡
子供がいる方にも、躍動感のある動物が大人気です♡
伝統的な銅板印刷で彩られた♡バーレイ
バーレイ(Burgess&Leigh、略してBurleigh)は、200年以上前のイギリスで開発された伝統的な銅板印刷を使う世界で最後の陶磁器メーカーです。
その製法はとても手が込んでおり、銅版に彫った図案を転写紙に印刷した後、一点一点手作業で陶器の表面に貼りつけています。バーレイの商品はすべて英国で製造され、インクのむらや転写紙の付き方など一つ一つが異なり、とても味があります。
バーレイの食器の中でも、こちらのブルーアジアティックフェザンツシリーズは、繊細な水色に気品が漂います。
出典:ANTRO
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、皆さんのおうちでアフタヌーンティー時間を彩るティーセットのオススメ5選をお届けしました♡
どの器も、まさに伝統のあるイギリスならではの品格があります。
皆さんも、ぜひおうちでのアフタヌーンティーに揃えてみて下さい!
今回オススメしたのはこちら♡
◆英国で唯一「ロイヤル」と「クラウン」2つの称号を持つ♡ロイヤルクラウンダービー
◆キュートな花柄が日本でも大人気♡ウェッジウッド
◆ゴールドの装飾がポイント♡エインズレイ
◆イギリス最古の名窯♡ロイヤル ウースター
◆伝統的な銅板印刷で彩られた♡バーレイ
また、バラの咲き誇る素敵な自宅のお庭で、「おうちアフタヌーンティー」をされている石塚茉希さん(@makii1207)は、4つのミスコン世界大会に日本代表として出られた事もある知的で多彩な女性です。茉希さんのインスタグラムは、素敵なテーブルセッティングやインテリアで彩られています。
もしよろしければ、こちらからインタビュー記事もご覧ください♡
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