皆さまこんにちは。
7/7(金)に行われる、ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの皆様をご紹介しています。
ミセスユニバースはWomen Empowerment =女性の社会進出をテーマに行われている大会です♡
こちらの記事では、数多くの応募者の中から、ファイナリストになられた皆様について紹介いたします!
Contents
【德田裕子さん】プロフィール
挑戦する勇気を磨くファイナリスト
初めまして!
ミセスユニバースジャパン2023ファイナリストの德田裕子です。
ミセスユニバースに応募しようと思ったきっかけ
私には長年師事する先生がいます。
その先生が私に「勇気と自信を持つ事を学んで欲しい、あなたなら出来るよ」と、この挑戦を勧めて下さいました。
その言葉が私の背中を押し、自分の生き方に自信を持つきっかけにしたいと思いました。
これから歩もうとする道とミセスユニバースが掲げる
『ウーマン•エンパワーメントの強化〜女性の社会的地位向上〜』
が私の目指すべきビジョンと重なり、この大会に出場する事を決めました。
挑戦する勇気は磨かれ自信に変わる!自信は未来を切り拓く!
人生で悩んでいた時期について教えてください
私にとってCOVID-19が始まった頃が人生で思い悩んだ時期と言えます。
がんが見つかり、母の介護が始まり、パートナーからのモラハラと暴力は耐え難いものでした。
本当に色んなことが重なり、たくさん悩みました。
その中でも子宮頚がんになった事は、その後の私を成長させ生き方や考え方を見直す機会となります。
がんと告げられた時は衝撃よりも、結婚も子供も持てないまま女性のアイデンティティを失いたくないと言う思いでいっぱいでした。
早期で見つかり切除をしましたが、術後の結果が思わしくなく再手術なのか、子宮を全摘出するか、それとも温存するのか…。
私は将来、子供を産みたいと思っていたので、子宮を温存する事を選びました。
幸いにも卵子凍結保存ができ、女性としての選択肢を残す事が出来ましたが、当時は今までの生き方への後悔と、本当にこの選択で良かったのか、と自問自答を繰り返し明るい未来を想像する事はできませんでした。
苦しい思いをしながらも希望の光はありましたか?
精神的にも肉体的にもとても辛い時期でしたが、治療を始めて1年半が過ぎた頃に私の願いが届いたのか、検査結果が徐々に良くなってきます。
子供を産みたい思いを優先して下さった先生と「良い方向に転じたね」と喜びました。
そして次のステップに進むため、卵子凍結保存と選択的シングルマザーになりたい思いを先生に伝えました。
女性は生物学的に妊娠可能な時期にリミットがあり、子育て可能な時期にも少なからずリミットがあるため、私は42歳になる直前に2度の採卵と卵子凍結保存をします。
この事が私にとってはとても大きな一歩となり、子供を持つという希望へと繋がって行きました。
それでも、なかなか上手くいかなかったことはありましたか?
コロナ禍の真っ只中でがんになった事で、仕事も無くなり約2年間を無職で過ごす事になります。
1日でも早く社会復帰する為に、派遣会社のお仕事や短期アルバイト、フルタイムや時短勤務も含めてたくさんの会社に応募しました。
しかしながら私には、脳梗塞で要介護になった母がおり、私自身も定期的な通院があり仕事に穴を空ける事もあります。
またフルタイムで仕事に出ると父への負担が大きくなるため、アルバイトや時短勤務に絞って探す事にしました。
しかし現実は甘くもなくアルバイトに就く事も出来ませんでした。
そんな時、支えてくれたのが家族である両親でした。無職の私を2年間も養ってくれた事は本当に感謝しかありません。
でも同時に、働かなければという焦りと不安、そして働いていないという罪悪感と、この年になっても自立が出来ない自分がとても情けなく恥じる毎日でした。
辛い時期を乗り越えたあと、大きな成功体験を教えてください!
仕事探しを続けていましたが、私が希望する勤務条件では応募者も多く、なかなか仕事を見つける事が出来ません。
社会との繋がりがますます希薄になり孤独を感じなから過ごす中で、私はひとつの決断をします。
会社をつくろう!
唐突にも思える決断ですが、コロナ禍で停滞した世情で仕事を見つけるのは簡単ではないと身に染みて感じていました。
それならばと『雇われる』より『会社を作る』に発想を変えました。
そして不動産賃貸業の小さな会社を設立します。
会社を設立するにあたり法人登記、物件の所有者移転登記をはじめ、不動産売買契約書や賃貸契約書に至るまで、自分で出来る事はやろうと決め、時間はかかりましたが全てやり遂げました。
実際に謄本等を確認した時は出来た!という達成感もありましたが、今ここから事業を継続して行くという責任の方が大きかったです。
会社を設立して今年で3期目になります。事業が継続できているという点では成功体験と言えると思います。
また昨年から事業とのバランスをとりながら休耕田を借りて、無農薬野菜の栽培を学んでいます。
何か社会に役立つ事が出来ないかと考えて始めた農業ですが、慣れない作業に毎回苦戦しながらも学ぶ楽しみがあります。
暖かい日には畑でコーヒーブレイクをしたり、ドロドロになりながら、土とまみれる事も楽しんでいます。
ゆくゆくは自分の畑を持ち、皆んなで楽しく農作物を育てる農園を作りたいなぁと夢も膨らみます。
私の様に初めてでも農業って楽しそうだな、やってみたいなと興味を持ってもらえ、地域を繋ぐ一助になればと思い続けて行きます。
私の現在と、ミセスユニバースジャパンを通して社会に伝えたいこと
がんになった経験が生き方を変える大きなターニングポイントになりました。
そして一日一日を丁寧に生きようと、より強く思うようになりました。
私自身がそうであった様に夢をあきらめないためにも、定期的に検診を受ける事がとても大切です。
自分の人生と健康を守るのは自分自身です。
私はミセスユニバースと共にたくさんの女性に向けて、婦人科検診への啓発にも取組んでいきたいです。
また私は、選択的シングルマザーになりたいという思いも持っています。
子供が授かる保証は無いのですが、そうなる事を願い計画を立てています。
パートナーがいなくても海外の精子バンクを利用して、体外受精で子どもを持つという事です。
私にとって、これらの経験や思いは秘密にしたい事で、ずっと隠そうと隠そうとしていました。
ミセスユニバースに挑戦すると決めてからは、秘密にしたいと思っていた事も私が伝えたい事へと変わりました。
両親に選択的シングルマザーになりたいと伝えた時も最初は驚いていましたが、私の強い覚悟を理解し応援してくれました。
しかし世間はまだその存在を知らない人も多く、良いイメージを持っている人ばかりではありません。
様々な理由から女性が選択的に母親になると決めた時、そこに父親がいなくても命が与えられていいと私は思います。
この選択が正しいのかどうかはまだ分かりません。叶う保証もありません。
そこに至るまでには、たくさんの葛藤があり、悩み、考え、 出した私の生き方です。
私はひとりの女性として自立し、自分の人生に覚悟と責任を持って歩んで行きたいと思っています。
そして私に子供が授かった時、選択的シングルマザーがとても魅力的な存在であると伝える女性の希望になりたいと思っています。
女性の産みたい思いを応援する社会、そんな女性たちが生きやすい多様性のある社会になる事を願い変えて行きたいです。
それを可能とする社会は女性をエンパワーメントしている、と言えると思います。
多様化する家族のかたち、そして幸せのカタチはたくさんあった方がいい、皆が多様性を認める生きやすい社会になったら素敵ですね。
最後に一言
勇気を出して一歩を踏み出そう!!
勇気を出して今できる事をやってみよう。
やらなかった事を後悔しないために。
たとえ悩んで、泣いて、つまずいて、転んで、傷ついても、 学んで、活かして、感謝して、最後にたくさん笑えるように。
そして、今この瞬間を大切に生きよう。
あとは、あなたの心が決めるだけ!!
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7/7(金)の日本大会開催まで、一人一人が様々な形で努力を続けています。
ぜひ皆さまも応援お願いいたします!
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